こんな“3倍返し”はイヤだ！：投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

[雄山スズコ，Business Media 誠]

　バレンタインデーにチョコレートをあげた方、もらった方、先日のホワイトデーイベントは無事にクリアしましたか？　3倍返しとか、お返しする方にとっては恐ろしい風潮も広まっていますね。

　お返しするモノは、本命か義理かによって、あるいは女の子の告白に対してOKか否かによって、マシュマロだったりクッキーだったり、時代や地域によって（も？）いろいろと違いがあるようですね。

　でも、ちょっとしたスイーツだけお返しすればいいだけなら、まだ気楽な方かと思ってしまいます。小さくはハンカチや携帯ストラップ、大きくはアクセサリーやブランドバッグなど、グッズをプレゼントしないといけないとなると、ちょっと悩んでしまうのではないでしょうか。色や形、大きさ、素材、ブランド……、女の子のこだわりを気にし始めるとキリがありません。「ちょっとした」「気の利いた」ものを本気で探すとなかなか大変です。

　いろいろな面から「バッチリ！」の品物を探求するのが良いか悪いかはさておき、メーカーの時価総額までチェックするのはいかがかと……。「何の目的でそれが必要なのか」という正面からの視点をなくしてはいけません。

　それにしても、ヤクルトってこんなに大きな会社だったんですね。今さら思い知りました……。

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編集Hのつぶやき

マツダの時価総額（4060億円）も江崎グリコの約3倍なので、「デミオちょうだい！」と言ってみたらいいかも。

著者プロフィール：雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え！〜国会ゆるゆる観察日記』（司書房）。2008年3月〜2011年12月に日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ＆コラム「まんがで見るキーワード」を連載。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。

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