3月14日が終わりました。コンビニにとって、バレンタインデー・ホワイトデーともにお菓子カテゴリーの催事モノとして陳列棚のエンドスペース(レジ前であったり入り口すぐの棚のこと)を使う重要な商材でした……。「でした」――そうです。昭和50年代から日本に根付き始めたこの行事も、終わりを告げる時がやって来たと思っています。
コンビニを経営している筆者は、本年度のバレンタインデー・ホワイトデーの販売状況を確認しました。やはりというか、当然というか、売り上げは減少。その数字を見て、「来年からはバレンタインデー・ホワイトデーともにまともな展開はしません!」と誓ったコンビニオーナーも多いのではないでしょうか。
なぜコンビニでバレンタインのチョコが売れなくなってきているのでしょうか。ここ数年のバレンタイン戦略とともに振り返ってみます。
まず、下記の表をご覧ください。これは当店の「バレンタインデー・ホワイトデーの販売推移」です(端数は四捨五入した数値にしました)。
一目瞭然ですね。販売数は急落している状況です。なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか。筆者は4つのポイントがある、と見ています。
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