1500坪の超大型店、ユニクロ銀座は成功するか?郷好文の“うふふ”マーケティング(3/3 ページ)

» 2012年03月29日 08時00分 公開
[郷好文,Business Media 誠]
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ユニクロ快進撃どこまで?

 ユニクロの快進撃に死角があるとすれば、みんながファストファッションを卒業して、西館へのブリッジ(4階と7階にある)を渡り、「ドーバーストリート コム デ ギャルソン」へ流れることだろうか。

 コム デ ギャルソンの川久保玲は服にねじれやゆがみ、破れを取り入れたデザイナー。店内には巨大な昆虫や古木の壁材の店と“ショップの破壊”というコンセプトが散らばる。

 フト気づいた。ドーバーストリートとユニクロは似ている。共通点はどちらも“破壊者”であること。ファッションの破壊者とビジネスモデルの破壊者。ユニクロは郊外から都市へ、中型店から大型店へ、店舗モデルを時代ごとにスクラップしてきた。だからこそ成長が続く。

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