「工場萌え」という言葉が生まれるなど、観光の目的地としても人気を集めている工場。どんな工場が人気なのだろうか。
JTBの調査によると、工場見学をしたことがある人は63%と、3人に2人近くに達していることが分かった。JTBでは「近年、工場見学に対する関心が高まり、見学ツアーが組まれるなど、工場見学の機会が増えていることが影響している」とコメントしている。
見学したことのある工場では「酒類・飲料工場」が最も多く74%。以下、「お菓子・調味料などの食品工場」が48%、「自動車工場」が20%、「小規模な町の工場や手仕事の工房」「リサイクル工場や清掃工場」「新聞などの印刷工場」がそれぞれ8%で続いた。
見学した感想では、「製造過程が面白かった」(72%)と「試飲・試食ができた」(68%)が上位。以下、「お土産・記念品をもらえた」が36%、「企業の歴史を学び見識が広がった」が25%、「作り手の思いを感じることができた」が21%で続いた。
個別の意見では、「海外からのお客さまを連れて工場見学に行き、モノヅクリ日本の技術力を見せたところ、とても感動してもらえた」(40代女性)、「子どもの時に見た鋳物工場。真っ黒になって作業するおじさんが、かっこよかった」(40代男性)、「最近の工場は機械化がすごくて、あまり人がいなく、寂しかった」(40代男性)などがあった。
インターネットによる調査で、対象は男女7315人(男性4381人、女性2822人、不詳112人)。調査期間は3月1日から8日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング