犬も食わないと言われる夫婦ゲンカ。他人の夫婦ゲンカを目にする機会はあまりないものだが、各家庭ではどのような応酬が繰り広げられているのだろうか。
Dlifeの調査によると、20〜49歳の既婚女性が夫婦ゲンカをする時間は1週間で平均29分。結婚して「5年未満」の夫婦が平均35分、「5年から10年未満」が平均30分、「10年以上」が平均23分となっており、結婚歴の浅い夫婦の方がケンカの時間は長いようだ。
「夫婦間でのケンカが勃発する理由」で最も多かったのは「言葉遣いや態度」で36.8%。以下、「育児」が27.5%、「金銭問題」が27.2%、「家事」が23.4%、「子どもの教育」が19.0%、「性格の不一致」が16.1%で続いた。また、「ケンカはまったくしない」という人も20.8%いるようだ。
夫婦ゲンカでお互いがよく発する決めゼリフについても聞くと、妻では「息子は私についてくると言っています」「もういいわ(以降無言で旅支度)」「働いてる人だけが偉いと思うな!!」「あなたはいつもそう!」などが挙がり、夫では「面倒くせえなあ」「俺は財布か?」「お前の涙はもう飽きた」「お前のために地球が回ってると思うなよ」などが挙がった。
夫婦ゲンカはその場だけで終わることもあるが、夫婦ゲンカ後に夫に何らかの報復をしたことがあるという妻は76.6%。その具体的な内容では「会話放棄」が38.8%と最も多く、「家事放棄」(29.0%)、「散財」(27.4%)、「子どもを味方につける」(23.4%)、「セックスレス」(20.1%)、「親にチクる」(19.6%)と続いた。
ちなみに3位の「散財」を実行したことのある妻に、1日で使った最高金額を聞いたところ平均9万4995円で、40代では平均22万2635円となっていた。一方、「夫にされたら困る報復」では、1位の「仕事放棄」が60.4%と断トツで、2位が「合コン参加」(13.3%)だった。
インターネットによる調査で、対象は20〜49歳の既婚女性1000人(20代333人、30代334人、40代333人)。調査期間は5月30日から6月4日。
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