あけましておめでとうございます。株価が上がっていますね。いつドーンと下がるのかドキドキしている今日このごろです。
株をやることで世界の経済が何となくですが見渡せるようになり、米国のサブプライムローン問題が世界中に波及して不況を呼んだことなどから、世界の国々はつながっているのだと実感するようになりました。
例えば今も、日本株全体が上昇していて、株をやっている人はだいたいがその恩恵を受けていると思います。自分1人がほかの人を出し抜いて幸せになりたいと考えるより、ほかの人と一緒にみんなで幸せになろうと考える方が、より現実的ではないでしょうか。「情けは人のためならず」です。
そんなわけで、新年の願いごととして「自分以外の誰かの幸せを!」と考えてみたら……なぜでしょう、馴染みのある名前というか企業名ばかりが頭に浮かんでくるのは……。もしもこれらの企業が幸せになってくれたら、というか大きな利益を上げてくれたら、きっと配当金やら株主優待やらで株主の私も幸せにしてくれるに違いない……なんて思ってしまうのは……。
やっぱり今年も株のことが頭から離れない1年になりそうです。みなさま、今年もこんな「カブ・ジェネレーション」にお付き合いいただきますよう、よろしくお願いいたします。
願いをかなえてもらうために、おさいせんをいくら入れたのか気になるところです。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。2008年3月〜2011年12月に日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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