2012末から上がり続けてきた株式相場、3月を終えて少し調整気味になっているような気がします。甘利経済再生大臣の「3月末に1万3000円を目指す」という2月頭の言葉の中でもめどとなっている時期なので、この辺りで上昇も一服なのかな、と悩んでしまいます。
ここから下がっていくのであれば、持ち株を売却しないといけません。「どの銘柄をいつ売るか?」という判断が必要です。あるいはまだ下がるとは限らない、上昇を続けるかも、と考えるのであれば、相場が一番高くなるタイミングを待たないといけません。焦らず、忍耐強く。今ドキの株トレーディングは、机の前で画面に張り付いてマウスだけ動かしているようではうまくいきません。判断力に忍耐力……、精神を鍛えなくては!
まあ、精神を鍛えるためにスポーツというのも正しいようでいて、もしかすると正しいとは限らないかもしれません。しかし取りあえず体に悪いことはないのでいいのではないでしょうか。ちょうど春ですし、新しい習慣にしてもいいかもしれませんね。
4月に入ってから金融市場の値動きの激しさを見ていると、株のことを忘れる力を鍛えるのも大事なんじゃないかなあと思ったりします。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。2008年3月〜2011年12月に日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。即売会参加情報:5月4日、東京ビッグサイト、東1ホール オ-48b。
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