日本のプロ野球や米メジャーリーグを中心としたスポーツ界の裏ネタ取材を得意とするライター。WBCや五輪、サッカーW杯など数々の国際大会での取材経験も豊富。
日本でも、もっとスポットライトを浴びてもいいのではないか。ミルウォーキー・ブルワーズでリードオフマンに定着している青木宣親のことだ。1番打者としてチームをけん引し、打撃絶好調で安打を量産しまくっている。
2013年7月8日のレッズ戦では8試合連続安打をマーク。シーズン半ばの88試合(出場84試合)を消化した時点で節目の今季通算100安打となり、上々の折り返しを切っている。8日現在で打率2割9分8厘、出塁率も3割6分8厘と別の数字を見ても十分な働きといえるだろう
開幕前から目標に掲げているシーズン200安打達成について、青木自身は「今はまだ助走段階。7、8、9月が本当の勝負になる。これからペースは上がっていくと思う」と自信たっぷりに鼻息を荒げている。残り76試合(8日現在)での達成は確かに非現実的な数字ではなく「今季のアオキならば200安打は十分可能」(「ミルゥオーキー・センティネル」紙)というのが地元メディアの一致した見解だ。
ちなみにMLBでシーズン200安打を達成した日本人メジャーリーガーは、あのイチロー(ヤンキース)のみ。青木が達成すれば日本人として史上2人目の快挙となるだけに周囲の期待は大きい。
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