熱中症対策として有効なのは、発汗などで失われた体液を補うために塩分を含んだ水分を補給すること。調査によれば、日中に「こまめな水分補給を行う」と回答した人は90.0%に達したが、「寝る前または夜起きた際に水分を飲むようにしている」と回答した人は53.3%まで減少した。
「寝具を工夫し、発汗を抑えるような対策は有効だが、それでも就寝中に汗をかいたり呼吸で水分が蒸発したりすることにより、ある程度の水分は失われている。そこから脱水状態に陥り、熱中症になるリスクはある」(田中教授)
なお、補給する水分の温度は、実験により5〜15度だと身体への吸収がよいことが分かっているそうだ。
インターネットを使った調査で、全国の10歳以上の男女600人が対象。調査期間は2013年6月17〜20日。
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