サントリー食品インターナショナルとサーモスは7月8日、専用マイボトルで飲む飲料「drop(ドロップ)」を発表した。10月下旬より東京、神奈川、千葉、埼玉のセブン−イレブンで先行販売した後、全国で販売する予定。
dropは、サーモスが開発した専用の真空断熱ボトルに、サントリーが販売する濃縮ポーションを入れて、冷水やお湯で10倍に薄めて飲むというもの。専用ボトルは1980円、ポーションは1つ90円で販売される。
ポイントは、断熱ボトルを使うのでホットでもコールドでもおいしい温度を長時間保つことができ(2〜3時間で飲みきるのを推奨とのこと)、香りも味わいもリッチな飲み物を楽しめるということ。そして、好みの濃さや温度に自分で調節できるという3点だ。
ポーションは全部で12種類。お茶系(抹茶入り緑茶や烏龍茶、アールグレイなど)、コーヒー系(ブレンド、焦がしキャラメル、カシスなど)、果汁系(オレンジ、アセロラ、梅)とさまざまな味が楽しめる。「通常、飲み物を作ると急速に酸化が進んで味が落ちるが、dropは2〜3時間変わらない味わいを実現した。ペットボトルや缶の飲料では使えない原料を使っているので、香りを強く出したり、果汁飲料を出したりできる。カシスコーヒーなどのフレーバー系や、ホットのオレンジジュースなどは特におすすめ」(サントリー説明員)
「手を入れて洗いやすいシンプルな構造。においが付きやすいパッキン部分は最小限に減らすなど、においが付きにくい工夫をしているので、1つのボトルでさまざまな味を楽しんでもらえるはず」(サーモス説明員)
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