インタビュー
» 2013年10月09日 07時35分 公開

注目されている「広告」にはワケがある――それは仕事をしたら“広告のツボ”が見えてきた(前編)(4/8 ページ)

[土肥義則,Business Media 誠]

河尻:そして選ばれた1人は、なぜかサッカー場に。スタジアムのピッチに入ると、大型ビジョンに「合格」であることが映し出され、そこで初めてその人は知るわけです。自分がハイネケンで働けることを。

 それだけではないんですよ。スタジアムに詰め掛けていた観客が一緒になって喜ぶんですよね。最後の最後までドッキリを貫いているのですが、採用自体はドッキリではない。

ハイネケンの就職面接に来た人は何も知らされずにサッカー場に(左)、大型ビジョンに「合格」であることが映し出される(右)

土肥:面接官も面接に来ている人も、そして観客も……すべての人がCMに「参加」しているわけですね。

河尻:はい。そしてその後、一連の面接プロセスをまとめた動画がYouTubeなどにアップされ、一般の人も視聴できるようになりました。

 ハイネケンの方針は「Open Your World(あなたの世界を開きなさい)」。就職面接が会社の個性やブランドビジョンをアピールするコンテンツにもなっていて、それは決して一方通行ではなく、双方向につくられている。しかもユニークな物語になっていますよね。

スタジアムの詰め掛けていた観客が「合格」した人を祝う

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