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» 2014年01月10日 00時00分 公開

2014年はコレが流行る!? 5つのブームを予測した博報堂・吉川昌孝のデータで読み解く日本人(5/5 ページ)

[吉川昌孝,Business Media 誠]
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2014年のブーム予測、その5「そうめん」

 最後は「そうめん」。なぜ最後にそうめんなのか? 不思議に思われる人も多いかもしれません。経済環境、情報環境の変化以上に、昨今の日本人を取り巻く環境変化で大きいのが自然環境の変化だと思います。

 下のグラフにあるように大規模な自然災害は増え、地震も集中豪雨も増えています。熱中症にかかる人も増加の一途。このように自然環境が厳しくなる日本で、それに即した食がブームになるだろうというのが、この予測の考え方です。

(出典:ベルギーのルーバン・カトリック大学疫学研究所〈CRED〉資料より。大規模自然災害の基準、10名以上の死者数の報告、100名以上への影響・感染の報告、非常事態宣言の発令、国際的救援の要請)

 とりわけつらいのは夏の酷暑です。今年もどうなるか分かりません。昨年以上の酷暑が待っているかもしれない。そんな酷暑の夏を乗り切る食品としてそうめんが再評価され、うどんブームに続く「そうめんブーム」が起きるかもしれない、ということなのです。

 実はそうめんはうどん以上に薬味のトッピング、あるいはつゆなどで味のバリエーションを楽しめる食べ物です。うどんも牛丼も狭いパイの奪い合いを各社が続ける中で、新たな収益メニューとしてそうめんが注目されるのでは? そうなるとファストフード店もその時々の気候状況に応じたメニュー展開とその開発が求められるようになり、それに伴い店舗サービスのあり方や調理プロセスの改善など、外食産業にイノベーションが起きるかもしれない! さらに家庭内の食事メニューも変化してくるかも!? というのが、この予測です。

 ということで、「C to Cマーケット」「低価格スマホ」「カーニバル欲求」「イミテーション志向」、そして「そうめん」と5つのブームを予測してきました。年末に今回の記事を読み直すことを楽しみにしつつ、今年もよろしくお願いします。

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