土肥: ダウンロード数をみると、リリースされてから6カ月くらいは、平凡でしたよね(失礼)。でも7カ月目からは違う。どーんと増えているのですが、このときに一体何が起きていたのでしょうか?
千島: ある中国人がブログで紹介してくれました。「このアプリを使えば、スマホのアイコンを変えることができますよ」といった感じで。私たちが把握している限りでは、海外でその中国人が最初に紹介してくれました。
次に、マレーシアのブロガーが紹介してくれました。ただ、この2人によって、ユーザーがここまで増えたかどうかは分かりません。利用者は日本から始まって、東南アジアに。そして、欧州、米国、南米、アフリカといった感じで、広がっていきました。この段階になると、どのメディアで、どの人が取り上げてくれたのか――把握ができなくなりました。
土肥: もうなにがなんだか分からなくなった。
千島: ですね。利用者が香港で増えて、英国でも増えて……といった流れがあったときには「昔、香港は英国領だったからじゃないの!?」といった感じで、もう推測の域を越えることができなくなりました。
利用者が世界中で広まっている中でも、プロモーションは何もしていませんでした。なので、やはり口コミによる広がりしか考えられないんですよ。
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