インタビュー
» 2014年03月19日 08時00分 公開

山口百恵「赤いシリーズ」のDVDが売れている――なぜ? 講談社の人に聞く仕事をしたら“パートワーク”が売れた(3/5 ページ)

[土肥義則,Business Media 誠]

女性がパートワークを買う

都会に住む女性に指示された『Robi』(デアゴスティーニ)

土肥: 中高年の男性がパートワークを買われているそうですが、それはなぜですか?

奈良原: 時間的にも金銭的にも余裕があるからだと思います。これまでは65歳を中心とした団塊世代向けの商品が多かったのですが、最近は40代の団塊ジュニア向けの商品も増えてきました。

 会社生活よりも、自分のプライベートの時間を充実させたい。定年後の自分のイメージができていて、好きなモノに時間とお金を使いたい。こうした人たちが、パートワーク市場を支えています。

土肥: ところが、ちょっとした異変が起きているようですね。『山口百恵「赤いシリーズ」DVDマガジン』(講談社)が売れているそうで。しかも買っているのは、40〜50代以上の女性が多い。これまでのパートワーク市場は、中高年の男性がターゲットだったので、いい意味で裏切ってくれましたね。

奈良原: デアゴスティーニがロボットを組み立てて完成させる「Robi」を昨年発売しました。当初(地域限定でテスト販売)はコアなロボットファンが購入していたのですが、全国展開してからは女性の購入者(ライトユーザー)が増えました。都会で独り暮らしの女性の心に刺さったのではないでしょうか。「ペットを飼いたいけど、飼えない。さびしい」といった女性が「Robi」を買っていきました。

土肥: 中高年の男性をターゲットにしていた市場に、女性が加わった。ビジネスとしてかなり大きくなるわけですが、どういった要因があるのでしょうか?

奈良原: 女性誌の付録ブームが大きいですね。紙だけでなく、オマケが付いた雑誌がすごく支持されていることもあって、女性の間で付録付きのパートワークを買うことに、ためらう人が減ってきたと思います。

土肥: そうしたタイミングもあって、「赤いシリーズ」が売れた?

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