消費税が5%から8%に増税され、日常生活への影響を実感し始めている人も多いのでは。生活者の意識や行動がどのように変化したのかを聞いたところ、「支払いが割り勘の場合は、1円単位まで細かく分けたい」と答えたのは15.8%、「銀行通帳を見ることが楽しみ」が26.8%、「家計簿をつけ、お金を管理している」が23.5%であることが、メディケア生命保険の調査で分かった。また、「消費税再増税(10%への引き上げ)には反対」と答えたのは66.6%と、3人に2人が“反対派”であることが明らかに。
現在の貯蓄額を聞いたところ、「50万円未満」が最も多く18.0%、次いで「50万円〜100万円未満」(7.6%)、「100万円〜200万円未満」(7.2%)と続いた。「分からない・答えたくない」を除いて、平均額を算出したところ354万円だった。
銀行通帳を見るのが楽しみかどうかでみると、楽しみでない人の平均額は237万円だったのに対し、楽しみな人は同499万円。「こまめに通帳を見ている人は、見るたびに貯まっていくことを実感して、より貯蓄に励むことができるのかもしれない」(メディケア生命保険)
現在貯蓄がある人は、日ごろどのような方法で貯蓄をしているのだろうか。「余った時に、余った額を貯蓄」(45.1%)という人が最も多く、次いで「定期的に、自分で決めた額を貯蓄」(37.5%)、「気が向いた時に貯蓄する」(27.8%)、「財形貯蓄(会社から天引)」(24.7%)、「500円玉貯金のように、特定の硬貨や紙幣を貯めるようにする」(22.3%)と続いた。
インターネットによる調査で、20〜59歳の男女1000人が回答した。調査期間は5月9日から15日まで。
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