インタビュー
» 2014年07月02日 08時35分 公開

年末年始、どんなアイスが売れた? 膨大なデータから見えてきたこと仕事をしたら“レシート”が集まった(後編)(4/6 ページ)

[土肥義則,Business Media 誠]
アプリ「ReceReco」を運営しているブレインパッドの平野健児さん

平野: あと、年末年始に帰省する人が多いですよね。実家に帰るときに高級アイスを手土産に買っていく人もいるでしょうし、孫が家に遊びに来るということで、実家の親が高級アイスを買っているのでしょう。

 ちなみに、データは1月8日までになっていますが、その後、高級アイスは順調に落ちていっています(苦笑)。

土肥: レシートのデータから、年末年始の高級アイスの攻防がうかがえました。それだけでなく、家族が高級アイスを楽しく食べている光景が浮かんできますね。

平野: レディーボーデンやビエネッタからは“昭和の香り”が漂ってきますよね。お父さんがウイスキーを飲みながら楽しむ……みたいな。お皿の上にレディーボーデンを盛って、そこに小さな穴を掘る。そして、穴の中にウイスキーを流し込んで楽しむ。昭和のよき食卓の光景が浮かんできますよね。

 今回、アイス市場を分析したわけですが、なぜか“郷愁”を感じたんですよ。「レディーボーデンにはがんばってもらいたいな」と(笑)。子どものころは好きだったのに、いつの間にか大人になって小銭を持つようになってからは、ハーゲンダッツを買って食べるようになっている。私が離れていただけで、レディーボーデンは家族に笑顔を届けるアイスとして、きちんと役割を果たしていたんですよね。

土肥: 大みそかにNHKの『紅白歌合戦』を見ながらレディーボーデンを食べる。おせちを食べ終わったあとに、ビエネッタを食べる。そんな家族が多いのでしょうね。はっ、年末年始を独りで過ごす人にとっては、こうしたファミリー向けのアイスは見たくないかも。ちょっと寂しい話になりそうなので、違う話題に移りましょう。

レディーボーデンは年末年始によく売れている

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