自分自身の成長に大きくつながった仕事をしたのはいつごろですか? 社会人5年目〜24年目までのビジネスパーソンに聞いたところ「4年目〜6年目」(31.1%)を挙げる人が最も多いことが、企業の人生育成などを手掛けるシェイクの調査で分かった。
「『3年3割問題』(職業安定業務統計によると、2010年3月の大卒者が卒業3年後に離職する割合は31.3%)、いわゆる“入社3年で3割の社員が辞めてしまう”ことが問題になっているが、『3年で退職している人は大きく成長できるタイミングを逃しているのではないか」(シェイク)としている。
社会人「4年目〜6年目」の次に多かったのは、「10年目〜」(24.0%)。以下「2年目〜3年目」(19.8%)、「7年目〜9年目」(18.2%)、「1年目」(5.8%)という結果に。
自分自身の成長に大きくつながった仕事を聞いたところ「仕事の達成(やりきったと実感した)経験」(28.6%)と答えた人が最も多かった。次いで「ゼロから作り上げた経験」(12.9%)、「失敗・痛い経験」(9.3%)、「部署・チームマネジメント経験」(8.2%)、「難しい顧客(関連会社)との仕事経験」(8.0%)と続いた。
この結果について、シェイクの吉田実社長は「どの年次においても、圧倒的多数で『仕事の達成経験』が成長を感じる経験内容となっている。どの立場においても『自らやりきった』という実感をもたせることが、人の可能性を大きく広げるうえでいかに大事かがうかがえる」とコメントした。
インターネットによる調査で、社会人5年目〜24年目までのビジネスパーソン516人が回答した。調査期間は7月9日から10日まで。
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