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» 2014年11月04日 08時00分 公開

缶コーヒー市場に“2つの潮流”――ダイドードリンコの高松社長に聞く仕事をしたら“缶コーヒー”ができた(3/6 ページ)

[土肥義則,Business Media 誠]

“持ち運びたい”ニーズにうまく合致

2013年に発売したボトル缶「世界一のバリスタが選んだ豆」が売れているという

土肥: 確かに。サントリー食品インターナショナルは“最高峰のコク”をウリにした「プレミアムボス」を発売しました。またキリンビバレッジは11月に、高価格の「キリン 別格 希少珈琲」を発売します。そう考えると、缶コーヒー市場にもより本格的なコーヒーを求める人が増えてきているのかもしれません。

 ちなみに、ダイドードリンコは2013年に、ボトル缶の商品「世界一のバリスタが選んだ豆」を発売しましたよね。売れ行きはいかがですか?

高松: これまでブラックコーヒーのボトル缶にチカラを入れてきて、ここ数年の売り上げは堅調に伸びていました。こうした動きを見て「いまの消費者はボトル缶を求めているのではないか?」という仮説を立てて商品開発をしているときに、カウンターコーヒーがヒットしました。「世界一の〜〜」は9月に発売したこともあって、消費者の“持ち運びたい”ニーズにうまく合致したのかなあと。その結果、プルトップ缶とボトル缶との売り上げに大きな差になりました。

土肥: どのくらいの差があるのですか?

高松: 今年度でいえば、プルトップ缶に比べボトル缶は約2倍以上のペースで売れていますね。

土肥: おお、すごい! となると、社内では「ボトル缶を売れー!」「ボトル缶をつくれ―!」といった動きが出始めている?

高松: ですね。まず、8月にボトル缶の「泡立つデミタス エスプレッソ」を発売しました。

土肥: 開発の裏話などがあれば教えていただけますか?

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