缶コーヒー市場に“2つの潮流”――ダイドードリンコの高松社長に聞く仕事をしたら“缶コーヒー”ができた(6/6 ページ)

» 2014年11月04日 08時00分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
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サラリーマン用の缶コーヒーを提案

高松社長は毎日5〜6本、自社の缶コーヒーを飲むという

土肥: 缶コーヒー市場って、かなり完成されていますよね。これまでにない商品を開発するって大変ですよね。

高松: ははは、大変ですよ。コンビニのカウンターコーヒーは2013年にヒットしたわけですが、いきなり売れたわけではありません。各社は以前から挑戦して、失敗して、挑戦して、失敗して……これを何度も繰り返して、ようやくヒットしました。継続して、挑戦する――この姿勢がものすごく大切になってくるのではないでしょうか。

土肥: なるほど。では素人の私からひとつ提案を。オフィスの中に自販機を設置しているところも多いと思うのですが、そこで働く「サラリーマン用の缶コーヒー」はいかがでしょうか? 仕事に疲れたとき、上司に怒られたときに気分転換できるモノがいいですね。味は「社会は“甘くない”んだ」というメッセージを込めて、ものすごく“にがく”する。いかがでしょう? やっぱりダメですか?

高松: いえいえ、商品開発の参考にさせていただきます(苦笑)。

(終わり)

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