2014年にもっとも読まれた記事は、『ご一緒に“おでん”いかがですか:もう振込用紙を持って来ないで! コンビニが「収納代行」を止めたい理由』(127万3473PV)。電気や水道、ガス、電話などの利用料金支払いをコンビニで行える「収納代行」をコンビニ側はどう思っているか? について、元大手コンビニの本部社員で、現店舗オーナーというキャリアを持つ川乃もりや氏が率直に語ったコラムが年間1位となりました。「ご一緒に“おでん”いかがですか」は、身近な存在である「コンビニ」をテーマに、現役店長ならではの視点でつづる人気コラム連載です。他の記事もぜひ読んでみてください。
2位は『仕事をしたら“アイス”ができた(2):なぜミニストップのソフトクリームは真似されないのか』(114万2280PV)。続編に当たる『仕事をしたら“レシート”が集まった(前編):王者「ガリガリ君」を倒したのは? ロッテアイスの戦略が面白い』も5位にランクインしました(39万8679PV)。土肥記者のインタビュー連載「仕事をしたら〜」は、他にも7位(37万8128PV)、8位(37万1252PV)とよく読まれています。7位は今年の朝ドラ『マッサン』に関連して、ニッカウヰスキーに取材した記事、8位は2013年に続き今年もヒットしたコンビニコーヒーを取り上げた記事です。
3位は『赤坂8丁目発 スポーツ246:2年半の摩天楼生活で、イチローがヤンキースの面々に見せた“流儀”』(103万2342PV)。同じくイチローについてのコラムである6位の『臼北信行のスポーツ裏ネタ通信:年俸6億5000万円は、本当に「高い」のか? ベテラン「イチロー」の価値』(38万4192PV)、今年好調だった広島東洋カープの台所事情に迫った10位の記事『市民球団「広島東洋カープ」、徹底した黒字追求型経営の姿勢とその裏側』(32万9729PV)もよく読まれていました。なお、臼北さんのスポーツコラム連載は、今年秋に連載名を「臼北信行のスポーツ裏ネタ通信」から「赤坂8丁目発 スポーツ246」へ変更してリニューアル。毎週木曜日に掲載中です。
4位は、4月に起きた、韓国旅客船沈没事故について取り上げたコラム『窪田順生の時事日想:「セウォル号事故」で韓国が日本の支援を断ったのは「反日」だからではない』(79万9700PV)となりました。
このように、年間トップ10はほとんどの記事がコラムまたはインタビュー記事だったのですが、唯一の例外が岩城記者の『マイクロソフトが緊急公開:Internet Explorer脆弱性の対策プログラムがダウンロード可能に――XPユーザーも対象』(35万4169PV)。4月の末に、米国国土安全保障省がInternet Explorerのセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性を報告して注意喚起したことを受けて、Microsoftが緊急公開したセキュリティ更新プログラムをどのように更新したらよいか、注意点をまとめた記事が、長く読まれるロングヒットとなり、PVを伸ばしていました。
御嶽山噴火や広島市北部の土砂災害、関東甲信地方の記録的な大雪といった自然災害や、ソチ五輪・全米オープン男子シングルスといったスポーツの国際大会での日本人選手の活躍が目立った2014年。経済の話題では、消費税が8%になったのも今年でした。また、STAP細胞論文や佐村河内氏のゴーストライター騒動、兵庫県議の号泣会見など、「ねつ造」や「ウソ」が話題になることが多かった年でもありました。
2015年はどのような年になるのでしょうか。来年もまた、Business Media 誠をどうぞよろしくお願いいたします。それではみなさま、よいお年を。
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