2015年の給料は増えると思いますか? 減ると思いますか? 全国の男女に聞いたところ「増える」と答えたのは15.6%に対し、「減る」は22.7%であることが、日本生命保険の調査で分かった。一方「分からない」(61.7%)と答えた人が6割を超えていることから、給料については慎重な見方をしている人が多いようだ。
ちなみに、2014年の給料が「増えた」という人は17.7%、「減った」は21.5%、変わらない」は60.8%だった。ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次チーフエコノミストは「2015年の春闘に向けて、政府は政労使会議を通じて増益企業に対して賃上げを要請する動きを見せている。名目賃金から物価上昇分を割り引いた実質賃金がプラスになるかは、今後の景気を左右するだけに物価と賃金の動きには注意する必要がある」とした。
2015年の目標を立てた人はどのくらいいるのだろうか。全体の30.3%が「目標を立てた」と回答。男女別でみると、男性(28.7%)よりも女性(32.4%)のほうが多い。また、年代別でみると、若い年代のほうが、目標を立てた人が多いことが分かった。
目標を立てたという人に、どんな目標なのかを聞いたところ「プライベートを充実させる」(18.4%)がトップ。次いで「体を鍛える」(12.6%)、「貯蓄や資産形成をする」(11.7%)、「資格を取得する」(10.8%)、「ワーク・ライフ・バランスを充実させる」(10.5%)と続いた。
インターネットによる調査で、全国の男女1万5049人が回答した。調査期間は2014年12月1日から23日まで。
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