いつか「働ける、しかし望んだ仕事には就くことができない」という状況になった時に戸惑わないように「今」できることとは? 「仕事との向き合い方を整理してみる」こと。重要なのは、それです。
例えば、仕事以外の部分にも改めて目を向けて、人生のリソースの再配分を考えてみる。また、今の組織を離れて、別の場所で改めて自分の能力を発揮できるように、新たな取り組みを始めるのもいいかもしれません。いや、仕事でなくてもいいかもしれません。ボランティア活動や、非営利事業も選択肢の一つでしょう。パラレルで考えてみる。
仕事だけが人生じゃない。頭では分かっていますが、多くの人たちは意外にそういう生き方をしているものです。しかし、長く働こうと思えば思うほど、仕事に対する「思い」を整理し、再構成する必要が出てくる。頭が固くなりすぎない今のうちに、もう一度「働く」について柔軟に考えてみる――その価値はあるはずです。
クリエイティブディレクター。就活や転職関連のサービスをプロデュースしたり、このような連載をしていたりする関係で、そちら方面のプロフェッショナルと思われがちだが、実は事業そのものやサービス、マーケティング、コミュニケーションの仕組みなどを開発するのが本来の仕事。
直近でプロデュースしたサイトは「CodeIQ」や「MakersHub」。著書に『こんなことは誰でも知っている! 会社のオキテ』、『就職のオキテ』。この連載についても、個人的に書いているブログでサブノート的なエントリーを書く予定。Twitterアカウントは@KatsumiSakata。
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