「やる気」を出す2つの方法最高の営業デビュー(1/2 ページ)

» 2015年05月11日 08時00分 公開
[佐藤昌弘ITmedia]

集中連載:「最高の営業デビュー」について

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 この記事は佐藤昌弘著、書籍『日本一のセールスコンサルタント直伝 最高の営業デビュー 』(日本実業出版社)から抜粋、再編集したものです。

 「ゴタゴタ言ってないで、まずはお客さんのとこ行けよ! 」
 「営業なんてさ、あんまり難しく考えずに、とにかく現場に行ってみろ! 」
 「どうせ、最初はうまくはできないんだからさ、転びながら成長していけばいいよ」

こんなセリフ、どの会社でも上司や先輩が言っている光景ではないでしょうか? 上司や先輩は「とりあえずやってみろ」というスタンスですが、当の営業を始めたばかりの人は「何が分からないかさえ分からない」と悩む声も少なくありません。さらに、いざ現場に出ても「流れや全体像が分からない」という声もあとを絶ちません。

本書では、誰でも今日から結果が出る5つのメンタルスキルと4つの営業スキルを紹介。新人営業マン、他部署・他社から営業に配属された人、営業マンを育てるマネージャー必読の1冊です。


 長らく仕事をしていると、やる気が落ち込む時期があります。今回は、「やる気を出すための2つの処方箋」についてです。

 事前に断っておくと、今から紹介する方法は「普段からやる気のない人」には効果はありません。以前はやる気があったのに、「何かの事情でやる気がガクンと減ってしまった人」に対しては非常に効果的な方法です。

 そういう人に、2つの方法を紹介します。まずは2冊のノートを準備してください。

方法その1:「お世話になった人リスト」

 1つ目の方法は、とても簡単です。

 「これまでに、お世話になった人と、お世話になった内容」

 それを思い出して、どんどんノートに書いていくのです。

 あなたは、生まれてから今日まで、いろんな人にお世話になってきたはずです。今の自分があるのは、その「お世話をしてくれた人」があったからだと思うのです。

 やる気がガクンと落ちたときに、そのノートを眺めてみてください。たくさんの人たちに支えられていることに気付くはずです。

 実に簡単な方法ですが、これは効きますよ。

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