Q:断られたらどうしたらいいですか?
「断られた」という状況には、いろんな可能性があります。例えば、お客さんに次のように断られたとしましょう。
「ちょっと、やめときます。ごめんなさい」
この断り方には、どんな可能性があるでしょうか?
「(今日のところは、ひとまず買うかどうかを決められないので)やめときます」という、復活可能な、先送りを意味する断りなのかもしれません。
「(あかん、全然ダメだ。やめよ)やめときます」という、復活不可能な断りかもしれません。
しかし、お客さんの口から出た言葉は「ちょっと、やめときます。ごめんなさい」だけなので、どちらなのか判明していません。
こういうときには、お客さんに質問をして確認してしまえばいいのです。ただし、確認の仕方にコツがあります。
「そうですか、残念です。せっかくご期待をいただいたというのに、その期待に応えられずにすみません。できれば参考までに教えていただきたいのですが、どんなところがご期待に応えられなかったのか、教えていただけませんか?」
こうして、まるで“ボツ”だと決めつけて質問してみるのです。そうするとお客さんからの反応は、大きく2つに分かれます。
もし、そのお客さんが“本当にボツ”のときにはサバサバしたものです。無視されるかもしれません。吐き捨てるような言葉で去って行くかもしれません。
しかし、まだ見込みが残っている場合には「いえいえ、今日のところはやめときたいなぁと……」とか、「いやぁ、本当にやめちゃおうとは思ってないんだけど、なんか、こう……」などと、まだ買う可能性が残っていることを、ほのめかしてくれるのです。
このように、断られたときには“本当にボツ”なのかどうかを確認すると良いのです。
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