筆者が思うに、多くのモンスタークレーマーは単なる“かまってちゃん”である。誰でもいいから、自分の存在を認めてもらいたいのだ。そのため、自分に対して言い返してこない相手にはしつこく絡んでくる。
クレームを最初に受けるのは、多くの時間を接客に費やすアルバイトだ。ほとんどの攻撃パターンは、最初に接客したアルバイトに絡んでクレームを言い、アルバイトでは対応しきれず、責任者が対応して謝るという流れになる。これでクレーマーは店を征服したような気分になるのか、最高責任者が出てきて謝ることで満足する。
満足して終わればいいが、やっかいなのは、一度このパターンにハマると繰り返されてしまうことだ。多くの場合、繰り返されることによって「この人はモンスタークレーマーだったのか」と認識する。
また、なぜ彼らはモンスタークレーマーになったのか。ひょっとしたら、店側にも責任があるのかもしれない。どういうことかというと、最初の対応で店側が「すいません、すいません」と平謝りすることで、彼らはスッキリする。一度だけでなく、二度三度と続くことで、「自分はエラくなった」と勘違いしているのではないだろうか。
もう振込用紙を持って来ないで! コンビニが「収納代行」を止めたい理由
コンビニが、何度も「おにぎり100円セール」を行うワケ
ローソンが「おにぎり100円セール」をやらないワケ
「子どもの就活に口を出すモンスターペアレント」は本当にいるのか
「明日ママ」にケチをつけた慈恵病院が「モンスタークレーマー」と叩かれる理由
「コンビニバイト募集 初心者歓迎」この言葉の裏にある“怖い事実”
もう振込用紙を持って来ないで! コンビニが「収納代行」を止めたい理由
コンビニが、何度も「おにぎり100円セール」を行うワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング