ビジネスパーソンにとってうまくストレスを解消するのは大切なこと。仕事から離れることができる通勤時間をどのように過ごしているのだろうか。
通勤時間中の気分転換は?
通勤時の気分転換として、行きも帰りも「音楽などを聴く」人が最も多く4割を超えていることが、オールアバウトの調べで分かった。携帯電話については「メールを送る」(行き20.8%、帰り26.2%)や「情報を見る」(行き15.4%、帰り20.0%)など、帰りに利用する人が目立った。
また本を読む人を見てみると、「書籍」(行き20.5%、帰り22.5%)「雑誌・フリーペーパー・漫画」(行き8.0%、帰り11.0%)と、雑誌を読むよりも本を読む人が多いようだ。
インターネットによる調査で、22〜49歳までのビジネスパーソン1057人(男性50.1%、女性49.9%)が回答した。調査期間は4月28日から5月1日まで。
勤務中の気分転換は?
勤務中のビジネスパーソンは、どのように気分転換をしているのだろうか。最も多かったのは「おやつを食べる」で58.9%、次いで「同僚との会話・電話」(53.7%)「インターネットを見る」(46.5%)。このほか「友人とのメール」(12.8%)「家族や友人とのメール」(11.6%)「同僚とのメール」(7.7%)と、メールで気分転換をしている回答が目立った。
休日の過ごし方を聞いたところ、1人の場合は「インターネットやメールをする」が約8割、「日ごろできない家事」「テレビや録画したものを見る」「買い物をする」が5割弱。友人との過ごし方では「外で食事」、家族との過ごし方は「買い物」が、それぞれ多かった。
この結果についてAll Aboutの森川さゆり編集長は「休日を1人で過ごす場合、インターネットを利用する人が約8割と、とても高いことが分かった。自分の都合のいい時間に、欲しい情報を手軽に取りにいける、そんな利便性が忙しいビジネスパーソンのライフスタイルにフィットしている」とコメントした。
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