未来の体重や顔も分かる?――健康サービス「ソフトバンクヘルスケア」を夏以降に提供:まずは「Fitbit Flex」から
ソフトバンクモバイルが、健康関連のデバイス・アプリをクラウドと連携させた新サービス「ソフトバンクヘルスケア」を、今夏以降に提供する。第1弾として「Fitbit Flex」を提供する。
ソフトバンクモバイルが、健康サービス「SoftBank HealthCare(ソフトバンクヘルスケア)」を今夏以降に提供する。
このサービスでは、ソフトバンクのクラウドにユーザーの健康データを蓄積し、各種ヘルスケアデバイス・アプリと連携。蓄積したデータをもとに未来の体重や顔を予測したり、健康アドバイスを24時間365日いつでも電話で受けたりできる。サービスの第1弾として、海外で発売中のリストバンド型のアクセサリー「Fitbit Flex」を、日本ではソフトバンクモバイルが独占販売する。腕に装着するだけで、歩数、消費カロリー、睡眠時間などの活動量がワイヤレスでスマートフォンに自動転送され、クラウド側で同期される。スマートフォン向けには、ソフトバンクのオリジナルアプリを提供する。
利用料金は、Fitbit Flexの端末代を含めて月額490円だが、2年間の継続利用が必須となる(途中解約をすると、7500円の解約料が発生する)。今後そのほかのデバイスが提供される場合、デバイスごとに月額料金が発生する。Fitbit Flexのリストバンドは5色展開でLサイズとSサイズを用意し、SoftBank SELECTIONで販売する予定。サービスはソフトバンクショップ、Webサイト、My SoftBankから申し込める。
対応機種はiOS 6以降のiPhone 4SとiPhone 5(iPadは非対応)、AQUOS PHONE Xx 206SH。Androidについては対応機種は順次追加される予定だが、端末側がBluetooth 4.0に対応している必要がある。ただし「スマホとFitbit FlexのBluetooth接続に手を加える必要があるため」(発表会説明員)、発売中のAndroid端末については、現時点で対応する予定はないとのこと。
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