Mobile&Movie 第19回
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作品名 | ロングキスグッドナイト(THE LONG KISS GOODNIGHT) |
監督 | レニー・ハーリン |
制作年・製作国 | 1996年・アメリカ |
8年前浜辺で倒れていたサマンサは、自分が何者かもわからない記憶喪失でした。家庭を築き、親子3人片田舎で幸せに暮らしていましたが、サマンサは探偵を雇って過去の自分を調べ続けていました。
クリスマスが近いある日、事件は突然起こります。何者かがサマンサの居場所を突き止め、命を狙いに来たのです。マシンガンで容赦なく追い詰める殺し屋に、サマンサはうろたえながらも無意識に反撃。彼女の過去を体は覚えていたのです。
ちょうどその時、手がかりをつかんだ探偵のミッチが、サマンサの家に。彼女の昔の持ち物が見つかったのです。殺されかかったことで、自分が何をしてきたのかを突き止めようと決めたサマンサ。過去の自分を知る人を探し、会って話を聞くことにします。
愛する夫と娘のケイトリンといつでも連絡が取れるよう、サマンサは携帯を持って出かけます。サマンサは、寂しそうに見送るケイトリンを強く抱きしめ、携帯電話の番号を、腕をケガしているケイトリンのギブスの上にマジックで書きなぐったのです。
「何かあったら、いつでも電話して」
こうして、自分を探す旅に出たサマンサ。ミッチが持ってきた鞄の中から、メモが書かれた1冊の本を見つけます。チャーリー宛てに贈られた本のネイサン・ウォルドマンという人物を最初の手がかりとして、ミッチが運転する車の中からサマンサは携帯で電話をかけました。
「ウォルドマンさん、マサチューセッツの不動産屋で番号を聞きました」
「誰だね?」
「それを聞きたくて」
「チャーリー」
「フルネームは?」
「まさか本当に君なのか? 死んだとばかり……」
「フルネームを教えて」
「シャーリーン・エリザベス・ボルティモア。たぶん君の身は危険だ。一刻も早く会おう」
ネイサンとの待ち合わせの場所で、またもや命を狙われるサマンサ。追っ手を逃れ、ネイサンから聞いたチャーリーの真実。サマンサという女など存在しない。彼女はチャーリーという名で活動していた諜報員だったのです。銃の扱いもナイフの投げ方も、とっさに出た護身術も、全ては過去に訓練して身についていたもの。過去を思い出したチャーリーはサマンサを捨て、凄腕の暗殺者として復活します。執拗に追いかけてくる謎の組織を相手に立ち向かうチャーリー。
100億円の制作費で作られたこの「ロングキスグッドナイト」。最後まで、目が離せないスーパーアクションの連続です。
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[本田亜友子, ITmedia]
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