レビュー
写真で解説する「PLY」(2/2 ページ)
異なる着色を施した5つの層と、各層の側面に「タブキー」を搭載した「PLY」は、デザインと機能の両立を目指したモデルだ。“温かみ”のある手触りを重視したため、メタリックな素材をあえて使っていないが、質感を高めるための工夫も盛り込んだ。
ソフトウェアは「T002」相当
PLYのプラットフォームにはKCP+を採用しており、ソフトウェアは「T002」がベースになっている。ただしT002が対応しているGSMローミングは利用できない。会場に展示されていた試作機で確認したところ、キーレスポンスは比較的軽快で“もっさり感”はなく、スムーズに操作できた。PLYは9月中旬発売なので、会場の試作機は製品版に近いもの(または製品版)だと思われる。
内蔵グラフィックにもこだわり、PLYの“層”をイメージした待受画像やメインメニュー、フォント、サウンドなどをプリセットしている。これらの素材も神原氏がデザインしたものだ。また、PLYの発売と同時期にiidaのサイトでPLY専用のケータイアレンジや壁紙が配信されるが、こちらは「神原氏がデザインしたものではない」(説明員)という。
関連キーワード
PLY | デザイン | T002 | KCP(KDDI Common Platform) | 待受画面 | 電子書籍 | フォント | iida | KCP+(ケーシーピープラス) | もっさり? | EZニュースEX | Opera | PCサイトビューアー | 壁紙
関連記事
5つの層が形成する“積み重なる色”――タブキー搭載のスライド端末「PLY」
iidaの最新モデル「PLY」は、それぞれ異なる着色を施した5つの層を重ねるという斬新なデザインを採用したモデル。手帳のインデックスを連想させる「タブキー」を使ってさまざまな操作ができる。KDDI、iidaの新モデル「PLY」「PRISMOID」を発表――ロボット付き携帯のコンセプトも
KDDIが「iida」ブランドの新製品とコンセプトモデルを発表。5つの層を積み重ねた「PLY」と、深澤直人氏がデザインを手がけた「PRISMOID」という2つの新モデルのほか、「LIFE STYLE PRODUCTS」として周辺機器23製品をラインアップ。“ロボット”付きのコンセプトモデル「Polaris」を発表した。ケータイの歴史に、未来を重ねる――デザイナーに聞く「PLY」が生まれるまで
ケータイの過去や未来、さまざまな色、そして機能――。ケータイにまつわるさまざまな要素を“層”の積み重ねで表現したのが、au design projectのコンセプトモデル「PLY」だ。この端末をデザインしたデザイナーの神原秀夫氏は、この端末にどんな思いを込めたのか。ケータイが積み重ねた歴史を“層”で表現――「カドケシ」デザイナーが作った「PLY」とは
「カドケシ」のデザインで知られるプロダクトデザイナー、神原秀夫氏が手がけたau design projectのコンセプトモデルが「PLY」。機能や技術、デザイン、色など、さまざまな要素の積み重ねで進化してきたケータイを“層”で表現した端末だ。写真で見るau design projectの新コンセプトモデル
KDDIが7月25日から、原宿のKDDIデザイニングスタジオで「ガッキ ト ケータイ」展と「PLY -ケータイの層-」展を開催している。ここで、au design projectの最新コンセプトモデルを披露した。au design projectの新コンセプトモデルは、「楽器」と「層」がテーマ
KDDIは、au design projectの新コンセプトモデルを展示する「ガッキ ト ケータイ」展と「PLY -ケータイの層-」展を、東京・名古屋・大阪・福岡の4会場で開催する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.