レビュー

写真で解説する「PLY」(2/2 ページ)

異なる着色を施した5つの層と、各層の側面に「タブキー」を搭載した「PLY」は、デザインと機能の両立を目指したモデルだ。“温かみ”のある手触りを重視したため、メタリックな素材をあえて使っていないが、質感を高めるための工夫も盛り込んだ。

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ソフトウェアは「T002」相当

 PLYのプラットフォームにはKCP+を採用しており、ソフトウェアは「T002」がベースになっている。ただしT002が対応しているGSMローミングは利用できない。会場に展示されていた試作機で確認したところ、キーレスポンスは比較的軽快で“もっさり感”はなく、スムーズに操作できた。PLYは9月中旬発売なので、会場の試作機は製品版に近いもの(または製品版)だと思われる。


カメラはオートフォーカス対応の有効319万画素CMOS。
1日200本以上のニュースを定期的に配信する「EZニュースEX」(写真=左端)や、電子書籍のビュワー「Book Player」(写真=左中)を利用できるほか、PCサイトビューアーには最新の「Opera Mobile 9.5」が採用されている(写真=右中、右端)
ツール機能の一覧

 内蔵グラフィックにもこだわり、PLYの“層”をイメージした待受画像やメインメニュー、フォント、サウンドなどをプリセットしている。これらの素材も神原氏がデザインしたものだ。また、PLYの発売と同時期にiidaのサイトでPLY専用のケータイアレンジや壁紙が配信されるが、こちらは「神原氏がデザインしたものではない」(説明員)という。

PLYの“層”をイメージした待受画像をプリセットした
メインメニューはアイコンが3×4と2×6で並ぶタイプと、リスト形式で並ぶタイプの計3種類を用意
デジタル時計やアナログ時計、世界時計なども神原氏がデザインした
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