ドコモ、「iコンシェル データ共有機能」提供開始
NTTドコモが12月16日、エージェントサービス「iコンシェル」の新たな機能として、「データ共有機能」の提供を開始した。
NTTドコモは12月16日、2008年冬モデルからサービスを開始した行動支援型サービス「iコンシェル」の新機能として、「データ共有機能」の提供を始めた。
iコンシェル データ共有機能は、iコンシェル(ケータイデータお預かりサービス)でユーザーから預かったスケジュールや画像を、友達や家族などのグループ間で共有できるサービス。アドレス帳を利用した簡易なグループ作成機能でメンバーを限定したグループを作ることで、スケジュールや写真(アルバム)の共有が可能になる。
共有したスケジュールは、グループ内のiコンシェルユーザーには自動で通知されるほか、Webページを用いた出欠確認や登録などもサポート。共有アルバムでは、写真などをグループのメンバーのみに公開可能。写真も更新されるとiコンシェルユーザーには自動通知する。
グループにはドコモのiモードメールアドレスのほか、au(ezweb.ne.jp)、ソフトバンクモバイル(softbank.ne.jp、d.vodafone.ne.jp、h.vodafone.ne.jp、t.vodafone.ne.jp、c.vodafone.ne.jp、r.vodafone.ne.jp、k.vodafone.ne.jp、n.vodafone.ne.jp、s.vodafone.ne.jp、q.vodafone.ne.jp)、ディズニー・モバイル(disney.ne.jp)、イー・モバイル(emnet.ne.jp)のメールアドレスが登録可能。グループの作成、編集、削除は、iコンシェルを利用しているユーザーが行える。iコンシェル対応機種以外のドコモユーザーや、他キャリアのメンバーにはメールで通知が送られる。
データ共有機能を利用するのに追加料金は不要で、iコンシェルの契約だけで利用可能だ。飲み会の案内をデータ共有機能で出し、出欠を取って、後日その場で撮った写真をメンバーに公開する、といったことがこのサービスだけで利用できる。
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