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ソフトバンクモバイル、端末の交換・修理や貸し出しの追加支援を発表
ソフトバンクモバイルが、被災者を対象とした端末の交換・修理や、災害復興を行う公的機関やNPO法人向けの端末貸し出しについて、追加の支援策を発表した。
ソフトバンクモバイルが3月18日、東北関東大震災などにともなうケータイの交換・修理や貸し出しなどに関する追加支援を発表した。
同社は3月14日に利用料金の支払いの延期や修理費用の減免などを発表していたが、ユーザーからの要望を受けて追加の減免措置を行う。具体的には、端末の全損、水濡れ、紛失に伴う機種交換費用を減免(一部機種は無償に)するほか、「あんしん保証パック」加入者は全ての修理を無償にする。あんしん保証パック非加入の場合でも、修理費用を最大8000円減免する。対象となるのは岩手県、宮城県、福島県、茨城県に所在するソフトバンクショップと、青森県、長野県、新潟県の災害救助法適用地域内に所在するソフトバンクショップ。
また被災地支援用として用意している約1万7000台のケータイのうち、約1万2000台の端末と付属の充電器などを、災害復興を行う市区町村の災害対策本部などの公的機関、NPO法人などの団体からの要請により、被災者の緊急連絡用や災害復興支援活動用として無償で貸し出す。すでに貸し出している端末は以下の通り。
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貸出先 | 台数 |
---|---|
自衛隊(東北方面隊) | 1000台 |
宮城県庁 | 100台 |
茨城県庁 | 100台(通信手段のない世帯への貸し出し用として検討) |
岩手県庁 | 100台 |
山形市 | 500台 |
日本財団 | 200台 |
特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム | 300台 |
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