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総務省、iPhoneのパケット料金についてソフトバンクモバイルに行政指導
総務省は、iPhoneの自動通信によって発生するパケット料金を適切に表示していなかったとして、ソフトバンクモバイルに対し行政指導を行った。
総務省は5月10日、iPhoneに適用される2段階パケット定額プランの広告表示に不適切な内容があったとして、ソフトバンクモバイルに対して原因の究明と適正な表示を行うよう行政指導を行った。
iPhoneの3G通信機能をオンにしていた場合、ユーザーが認識しない自動的な通信によりパケット料金が発生する。特にiPhoneの料金プランに2段階パケット定額プランを選んだ場合、自動通信によって下限額を超えてしまう。総務省はソフトバンクモバイルが適切な広告表示を行わず、ユーザーに誤解を与え、利益を不当に害する恐れがあったと判断した。ソフトバンクモバイルはこの件について謝罪と料金の一部減額を表明している。
また総務省は、業界団体である電気通信事業者協会(TCA)に対し、スマートフォンを含む携帯電話のパケット通信料に関する広告表示を適正に行うよう、周知とガイドライン運用の徹底を要請した。
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