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Apple、「iOS 5」を公開:200以上の新機能
米AppleはiOS 5の提供を開始した。クラウドサービスのiCloudに対応し、MacやWindows PCなしでセットアップやアップデートが行えるほか、多数の新機能を含む。
米Appleは10月12日(現地時間)、iOSの最新バージョン「iOS 5」を公開した。前日に公開されたiTunesの最新バージョン「iTunes 10.5」から無償でアップデートできる。対応するデバイスは、iPhone 3GS、iPhone 4、iPad、iPad 2、iPod touch(第3/第4世代)。2011年10月14日発売のiPhone 4Sにはプリインストールされている。
iOS 5は5Gバイトまで無料で利用できるクラウドサービス「iCloud」のサポートをはじめ、200以上の新機能を搭載した。
メールやメッセージといった通知を一覧できる「通知センター」、iOS 5デバイス間でテキストメッセージ、写真、動画を送れる「iMessage」、iCalやiCloudと連携するTo Doリスト「リマインダー」、OSに統合された「Twitter」、購読している新聞や雑誌をまとめる「Newsstand」、後で読む記事を保存しておくリーディングリストやiPadでのタブブラウズ機能を備える「Safari」、シングルタップによるAE/AFロックやグリッドライン表示に対応する「カメラ」、トリミング、回転、補正、赤目除去が行える「写真」、MacやWindows PCいらずでセットアップやアップデートが可能な「PC Free」などを含む。
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