写真で解説する「Xperia SX SO-05D」:小さいけど全部入りなんです(2/2 ページ)
ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia SX SO-05D」は小型・軽量ボディにLTE通信機能だけでなく日本市場向けの“三種の神器”まで搭載している。同時発表された「Xperia GX SO-04D」より盛りだくさんかもしれない本機に迫る。
OSは展示機ではAndroid 4.0.4が搭載されていた。通知画面はXperiaシリーズでは初めてスイッチボタンが付き、通知画面でBluetoothやWi-FiのON/OFFの切り替えがサッとできるようになった。「他のメーカーの製品には付いているのに、(Xperiaシリーズには付いていなくて)不便に感じることがある、という声に応えた」(説明員)形だ。ロック画面は、Android 2.xで搭載されてきたXperiaオリジナルのものに置き換わっているが、「マチキャラ」表示など、ドコモ向けのカスタマイズがなされている。
ホームアプリは、Xperiaオリジナルのものとdocomo Palette UIが搭載されている。また、アドレス帳アプリやメディアプレーヤーなども、Xperiaオリジナル版とドコモ版が搭載されている。これらは「優先アプリ設定」で一括・個別に切り替えられる。
内蔵メモリー(ROM)は8Gバイトを用意している。そのうち、展示されていた実機では、本体内でのみ使う領域(本体メモリー)として1.97Gバイト、USB接続を介して外部からもアクセスできる領域(内部ストレージ)として3.71Gバイトが割り当てられていた。
機能面では「エリア連動Wi-Fi」に注目したい。この機能では、よくWi-Fi(無線LAN)を使う場所を一度登録しておくと、次に来たときには自動的にWi-Fiをオンにしてくれる。エリア情報は3GまたはLTEのネットワーク情報を使って登録するため、利用する際は3G/LTEの通信を有効にしておく必要があるが、わざわざWi-Fiの切り替えをせずに済むのは便利だろう。このほか、おサイフケータイや赤外線通信も搭載している。赤外線通信についてはドコモ共通のアプリが搭載されているが、オリジナルの送受信用ウィジェットも継続して用意されている。
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