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グーグル、iOS向け「Chrome」を提供開始App Town ユーティリティ

グーグルのブラウザアプリ「Chrome」がiOS向けに提供された。アドレスバーからの直接検索やタブ切り替え、PC版との同期機能などをサポートしている。

 グーグルがiOS向けにブラウザアプリ「Chrome」の配信を開始した。利用料金は無料。対応機種はiOS 4.3以降のiPhone、iPod touch、iPad。

 Chromeにログインして同期を有効にすれば、PCで利用していたブックマーク、アプリ、履歴などが同期される。PCのChromeで開いたページをワンクリックでiPhone、iPod touch、iPadに送信でき、外出先でもオフライン環境でも同じページを閲覧できる。

 アドレスバーから直接文字を入力して検索できるほか、音声検索もサポートしている。検索エンジンはGoogle、Yahoo!Japan、Bing、gooから選べる。

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 iPhoneとiPod touchは右上のボタンをタップするとタブ一覧が表示され、iPadはスワイプすることで簡単に切り替わる。さらに、シークレットモードでタブを開くと、閲覧履歴やダウンロード履歴を残さずにブラウジングできるほか、新しいCookieはシークレットウィンドウを閉じるとすべて削除される。

ITmedia +D Mobileのトップページを開いたところ。Safariに比べると、ややスクロールがもたつく感があった(写真=左端)。アドレスバーからそのままキーワード検索ができる(写真=左中)。アドレスバー右端のマイクアイコンをタップすると、音声検索ができる(写真=右中)。サブメニューからブックマーク登録(☆マークから)や新しいタブの表示などができる(写真=右端)
タブでは、開いているページがサムネイルで表示される(写真=左端)。最近閉じたタブ/ブックマーク/同期したブックマークからWebサイトにアクセスできる(写真=左中)。検索履歴などが残らないシークレットタブ(写真=右中)。「設定」からChromeにログイン、検索エンジンの変更、音声検索の言語変更、閲覧履歴/キャッシュ/Cookie/保存したパスワードの消去などが可能(写真=右端)

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