スマホユーザーにドコモが提案するWi-Fiタブレット「dtab」:ドコモタブレット
家や外出先でWi-Fi環境を活用しているドコモユーザーをターゲットに提供されるタブレット端末が「dtab」だ。利用中のスマートフォンのdocomo IDを入力すれば、dマーケットのコンテンツやサービスのマルチデバイス利用が簡単に実現する。
NTTドコモのHuawei製タブレット端末「dtab」は、家庭や外出先でWi-Fi環境を活用しているドコモユーザーに向けたシンプルなWi-Fi対応Androidタブレットだ。スマートフォンで普段使っているdocomo IDを入力することで、dマーケットのコンテンツやサービスを大画面で利用できる。3月下旬の発売を予定する。
すでにドコモのスマートフォンを持っているユーザーをターゲットにしており、対応機能をドコモのクラウドサービスやdマーケット、Androidの基本機能に絞り込んだ。OSはAndroid 4.1。当初はドコモオンラインショップで販売し、4月中旬以降、全国のドコモ取扱店に販路を拡大する。価格はキャンペーン価格が9975円、通常が2万5725円。キャンペーン価格で購入できるのはドコモ回線とspモードの契約をしているユーザーで、加えてdビデオ(VIDEストア)を6カ月契約する必要もある。
継ぎ目の少ないシンプルなアルミボディに約10.1インチワイドXGA(1280×800ピクセル)のIPS液晶ディスプレイを採用した。XiやFOMAなどのモバイルネットワークには非対応で、Wi-FiとBluetooth(3.0+HS)、GPSに対応する。CPUは、HiSilicon Technologies製1.2GHzクアッドコアCPU(K3V2T)を搭載した。本体のストレージは8Gバイトで、RAMは1Gバイト。バッテリーは取り外しのできない内蔵型で、容量6020mAhとなっている。
スマートフォンで利用しているdocomo IDを入力することで、ドコモのサービスが利用可能になる。対応サービスはdマーケットの全サービス、dメニュー、しゃべってコンシェル、フォトコレクション、ドコモ地図ナビ、スマートフォンあんしん遠隔サポート。契約しているサービスをデバイス間で共有できるので、例えばdマーケットで購入した映画を外出先ではスマートフォンで、家では大画面のdtabで見るといった具合に使い分けられる。ホーム画面にはオススメの動画やコミック、商品などが表示され、毎日更新される。
YouTubeやGoogleマップといった、Googleが提供する各種のアプリ・サービスも利用可能。Google Playからアプリをダウンロードすることもできる。音響技術「Dolby Digital Plus」にも対応しており、ストリーミング動画や音楽などさまざまなコンテンツを迫力あるサウンドで楽しめる。
機種名 | dtab |
---|---|
OS | Android 4.1 |
CPU | HiSilicon Technologies K3V2T(1.2GHzクアッドコア) |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約257×176×9.9ミリ |
重さ | 約610グラム |
バッテリー容量 | 6020mAh |
メインカメラ | 有効約300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約130万画素CMOS |
メモリ | ROM:8Gバイト、RAM:1Gバイト |
外部メモリ | microSDHC(別売/最大32Gバイト) |
ディスプレイ | 約10.1インチワイドXGA(1280×800ピクセル)TFT液晶 1677万色 |
ボディカラー | Aluminum Silver |
主なサービス・機能 | Wi-Fi、GPS、Bluetooth(3.0+HS)、しゃべってコンシェル、ドコモクラウド、スマートフォンあんしん遠隔サポート |
発売予定日 | 3月下旬 |
関連キーワード
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