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ドコモ、南三陸町産の間伐材を使った「ドコモダケスマートフォンホルダー」を発売:森林保全クレジット付
ドコモは、宮城県南三陸町の杉間伐材を使った「ドコモダケ」のスマートフォンホルダーを発売した。売り上げの一部は、森林保全の活動に還元される。
NTTドコモは6月12日、宮城県南三陸町町有林の杉間伐材を使い同町で製造・加工された「森林保全クレジット付 ドコモダケスマートフォンホルダー」を、ドコモのスマートフォン/タブレット向け通販サイト「dショッピング」で発売した。価格は1200円(森林保全クレジット300円含む)で数量は限定5000個。
東日本大震災の被災地への復興支援活動とユーザー参加型の森林保全活動として企画された製品で、売上げの一部から年間約50平方メートルの森林保全に役立てられる。木の香りや木目を生かした温もりのあるスマートフォンホルダーで、夏をイメージして切株にドコモダケが腰かけたデザインを採用した。ドコモでは同じように間伐材を使ったドコモダケアクセサリーの商品化も検討している。
森林保全クレジットとは、フォレストック協会の「フォレストック認定制度」が国内の森林が吸収する二酸化炭素量を価値化したもの。企業などが二酸化炭素排出権として購入し、その資金を森林整備と保全資金として還元する。ドコモは2013年2月1日に南三陸町と町有林の保全活動への協力を合意しており、南三陸町の二酸化炭素吸収量クレジットを購入して森林保全活動に向けて支援している。
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