「TOUCHWOOD」のCMで使われた“森の木琴”を生音で体感:ワイヤレスジャパン2011
スマートフォン新モデルや先端サービス、最新技術が並ぶワイヤレスジャパン2011のドコモブース。その一画でやすらぎを提供しているのが、「TOUCHWOOD」のCMで話題となった“森の木琴”の実物(ただし超ショートバージョン)だ。
5月25日に東京ビッグサイトで開幕した「ワイヤレスジャパン2011」。NTTドコモブースでは「LTE-Advanced」や「通訳電話」などの先端サービスや、「マルチバンド電力増幅器」などの技術デモ、そして16日に発表されたスマートフォン夏モデルなどが展示されている。
そんなドコモブースの一画でちょっと違う雰囲気を発しているのが、「TOUCHWOOD SH-08C」のプロモーション映像で話題となった「森の木琴(PLAY WOOD)」の超ショートバージョン。本編は山林に組まれた森の木琴が約3分に渡ってバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を奏でるもので、Webへの公開直後から国内外で話題となった。展示されているものはドレミファソラシドという1音階を鳴らすのみだが、本物の木による優しい響きはプロモーション映像のそれとまったく同じもので、展示スペース周辺にやすらぎを与えていた。
プロモーション映像で使われた森の木琴はすでに解体され、木材として別の用途に使われているという。今回展示されたものは、ワイヤレスジャパン2011用に新たに製作されたもので、今後の展示予定などは特に決まっていないという。直接触ることはできないが、説明員に頼めばヒノキの玉を転がしてくれるので生音を楽しめる。
TOUCHWOOD SH-08Cは、間伐材の事業化を進める一環で開発された端末。植林事業では間引きされた木材がでてしまうが、これを捨てずに有効利用できれば、林業の採算性を高められ環境保護にもつながる。そこで、ドコモとオリンパス、シャープ、more tree(森林の整備と保全を呼びかける団体)が共同で開発し、コンセプトモデルをCEATEC JAPAN 2009に出展し、2010年11月に製品化された。
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