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KDDI、「おはなしアシスタント」に翻訳機能を追加――18言語に対応

auの音声アシスタントサービス「おはなしアシスタント」に、7月29日から翻訳機能が追加された。英語、中国語(普通語)、韓国語では音声による翻訳や音声読み上げも可能だ。

 KDDIが7月29日、「おはなしアシスタント」に翻訳機能を追加した。

 おはなしアシスタントは、スマートフォンに話しかけて電話をかけたり、天気やニュースの情報を表示したりできるアプリ。翻訳機能が追加されたことで、海外旅行時などに外国語でコミュニケーションが取りやすくなる。翻訳結果は「お気に入り」に登録できるほか、クリップボードにコピーしたり、「共有」機能でメールやSNSの本文に貼り付けたりもできる。実際に相手にどのように伝わったかを、あらためて日本語で表示する「逆翻訳」機能も用意した。翻訳はテキスト入力からも行える。

「おはなしアシスタント」トップ左上の「翻訳」から翻訳機能を利用できる(写真=左)。翻訳結果の画面。実際に伝わった言葉の日本語訳が「逆翻訳」として表示されるので、微妙なニュアンスから生じる誤解を防ぎやすい(写真=中)。翻訳結果を長押しすると、「コピー」「共有」「お気に入り」の機能が使える(写真=右)

 対応言語は、英語、中国語(普通話)、台湾華語、韓国語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、マレー語、ポルトガル語(ポルトガル/ブラジル)、ロシア語、スペイン語、タガログ語、タイ語、ベトナム語、アラビア語、オランダ語、デンマーク語の18言語。ただし音声入力と翻訳結果の音声出力に対応しているのは、英語、中国語(普通語)、韓国語のみで、そのほかの言語はテキスト入力と翻訳結果のテキスト表示のみ対応する。

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 おはなしアシスタントアプリはWi-Fi通信にも対応しているので、海外ではグローバルパスポートに加え、au Wi-Fi SPOT国際ローミングなどからも利用できる。

 対応機種は、Android 2.3以上のauスマートフォン(IS05とISW11HTを除く)。利用料金は無料。auポータル→MENU→auスマートパスで「おはなしアシスタント」を検索すると、au Marketからアプリをダウンロードできる。

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