1万円から3万円以内のコスパ最強、オススメSIMフリースマホ!:SIM通
SIMフリースマホもさまざまなモデルが溢れ「どれを買ったらいいかわからない」といった声も。今回は、低価格帯モデルにスポットを当てオススメの機種とその理由を紹介します。
SIMフリースマホと一言でいってもさまざまなモデルが溢れかえっていて、どれを買ったらいいかわからない! そんな声も聞こえるようになりました。そこで、価格帯ごとにオススメの機種とオススメ理由を紹介。まずは1万~3万円以内の低価格帯モデルにスポットを当ててみました。
1万~3万円のエントリークラススマホ
1万~3万円というコストパフォーマンスを重視したスマホは「格安SIMだから、スマホ本体も格安にしたい」「それなりの性能があればいい」という需要を狙った製品。主にアジアメーカーのエントリークラスのスマホが日本向けに販売されています。
1.とにかく出費を抑えたい!
なんと1万円! 圧倒的に安いgooのスマホ「g01」
とにかく安くスマホデビューしたいというのであれば、gooが発売した格安スマホ「g01」がコスト面で優れています。中国ZTE社製で、CPUはクアッドコア1.3GHz、記録容量は8GB、メモリは1GB。格安スマホによくあるスペックですが、OSは最新のAndroid 5.0 Lolipopを採用しているので数字以上にサクサクです。
画面は5インチと大きめですが、解像度は854×480ピクセル。やや心もとないかもしれませんが、日常使いでの不都合は特に感じることないでしょう。ただし、データ通信はLTE非対応の3Gのみ。SIMサイズが標準SIMなことも注意したいポイントです。
g01はgoo SimSellerでのみ販売。価格は本体+OCNモバイルONE 音声対応SIMガセットで、送料無料の10,800円です。はじめての格安スマホとして最善の選択肢の一つといえるのではないでしょうか。
■g01スペック
カラー:パールレッド/パールホワイト
販売価格(税・送料込):10,800円
OS:Android 5.0 Lollipop
CPU:クアッドコア 1.3GHz
ROM / RAM:8GB / 1GB
外部メモリ:micro SDHC 32GBまで
サイズ:143.2×72.7×8.9mm
重量:約150g
ディスプレイ:5インチ(854×480)
カメラ:アウトカメラ 500万画素 / インカメラ 200万画素
バッテリー容量:1,850mAh
W-CDMA:B1/B6/B19
GSM:900/1800/1900
SIMサイズ:標準SIM
WiFi:WiFi 802.11 b/g/n
Bluetooth: ver3.0
2.格安でも長く快適に使いたい!
コストと性能のバランスが良好! 2万円代前半のHuawei製「Ascend G620S」
Huawei製「Ascend G620S」は、程よいスペックと価格の安さに加えLTE対応と汎用性の高いSIMフリースマホです。クアッドコアCPU、RAM 1GB、ROM 8GB。スペック的にはg01と変わらないものの、ディスプレイには解像度1280×720ピクセルのIPS液晶を搭載。HD画質の映像を楽しめるのがポイントです。
LTEの対応バンドも多彩。中でもドコモの電波帯で郊外や山間部で展開している800MHz帯のBand19にも対応しているため、都市部だけでなく広範囲での利用が可能。Huawei独自のホーム画面「Emotion UI 2.3」も初心者向けに使いやすい工夫がされており、とてもバランスのとれたSIMフリースマホだといえます。
ただし、コストパフォーマンスを重視しているため、背面のプラスチックの質感はややチープ。また、カタログスペックの160gより10g重く、この差をどう受けとるかで印象も変わるかもしれません。
■Ascend G620Sスペック
カラー:ホワイト/ブラック
販売価格(税・送料込):23,544円
OS:Android 4.4 Kit Kat
CPU:クアッドコア1.2GHz
ROM / RAM:ROM 8GB / RAM 1GB
外部メモリ:micro SDHC 32GBまで
サイズ:142.9×72.1×8.5mm
重量:約160g
ディスプレイ:5インチ (1280×720)
カメラ:アウトカメラ 800万画素 / インカメラ 200万画素
バッテリー容量:2,000mAh
ネットワーク:LTE: B1/3/5/7/19
WCDMA: B1/5/8/19
GSM: 850/900/1800/1900
SIMサイズ:microSIM
WiFi:WiFi 802.11 b/g/n
Bluetooth:ver4.0
3.格安でもスタイリッシュなスマホを使いたい!
上品なカラーで軽量・薄型の2万円スマホ「g02」
こちらもgooのスマホシリーズですが、g01と違いLTE対応モデル。画面は5インチIPS液晶(1280×720)でCPU性能もアップしています。開発元は同じZTE社で、上位モデルです。
性能だけではなく、デザイン面もワンランク上。プラチナシルバーとプラチナピンクのカバーデザインはシンプルですが、どちらも上品な色合いで、格安スマホの野暮ったいイメージを払拭しています。バッテリーも大きく、今回紹介した中では最大となる2,400mAhの大容量バッテリーを搭載。それにもかかわらず厚さ7.7mm、重量132gと、最薄・最軽量を実現している点も注目したいポイント。安くても軽くてオシャレなスマホがほしい というニーズに応える機種です。
このg02もg01と同じく音声通話対応SIMと送料が無料の21,600円で販売しています。このスペックがこんな値段で購入できるのは驚きです。
■g02スペック
カラー:プラチナシルバー/プラチナピンク
販売価格(税・送料込):21,600円
OS:Android 5.0 Lollipop
CPU:クアッドコア 1.2GHz
ROM / RAM:8GB / 1GB
外部メモリ:micro SDHC 32GBまで
サイズ:144×70.7×7.7mm
重量:約132g
ディスプレイ:5インチ (1280×720)
カメラ:アウトカメラ 800万画素 / インカメラ 500万画素
バッテリー容量:2,400mAh
ネットワーク:LTE: B1/3/19
WCDMA: B1/6/19
GSM: 900/1800/1900
SIMサイズ:nanoSIM
WiFi:WiFi 802.11 b/g/n
Bluetooth:ver4.0
どれもエントリークラスとしては及第点に達していますが、特にコストパフォーマンスが高いのは最後に紹介したg02。軽さとも相まって、値段以上に使い勝手のよいスマホという印象です。予算と用途、入手経路などを考えつつ、購入時の参考にしてみてくださいね。
※価格はすべて税込み(8%)です。
(文:keisuke)
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