mineoが「ドコモプラン」の詳細発表、“使える端末が最も多い”MVNOに――500Mバイト/700円から auプランも値下げ:海外用SIMも(2/2 ページ)
mineoがドコモ網を使った新料金の詳細を発表。従来のauプランと合わせて個人向けでは初の“マルチキャリアMVNO”サービスを9月から開始する。
海外用プリペイドSIMと訪日外国人向けプリペイドSIMも発表
mineoはドコモプランと同時に、海外渡航者向けサービス「mineo海外用プリペイドSIM」と、訪日外国人向けのプリペイドSIM「Prepaid SIM for Japan Travel」も発表した。
mineo海外用プリペイドSIMは1枚で複数の国と地域で利用できる3G(W-CDMA/UMTS)データ通信専用のSIMカード。アイルランドCubic Telecomが提供する国際SIMサービスを利用している。料金体系は7つの対象地域(中国、香港、台湾、韓国、タイ、アメリカ、ヨーロッパ)で定額制のデータ通信が行える「データパックチャージ」と、100以上の国と地域で従量課金制のデータ通信が可能な「従量チャージ」に対応する。
パッケージ価格は3000円で、30Mバイト分のデータパック料金付き。追加チャージはデータパックの場合は30Mバイト/650円、100Mバイト/1480円、500Mバイト/5480円、1Gバイト/9800円ごとに行う。チャージしたデータ料金の有効期限は30日間。一方の従量チャージはユーザーが金額を指定してチャージし、1Mバイトごと32円/92円/858円のゾーン別料金が引かれていく方式。チャージした料金は1年間有効。またどちらのプランとも、最後のチャージから12カ月間チャージされないとSIMが無効になる。
発売は9月1日で、同社のECサイト「eoショッピングモール」や実店舗「mineoアンテナショップ」(JR大阪駅前のグランフロント大阪内)、Amazon.co.jpで販売する。
Prepaid SIM for Japan Travelは観光やビジネスで日本に訪問する外国人旅行者を対象としたプリペイドSIMで、2800円/1Gバイトと5000円/5Gバイトの2プランを用意した。有効期限は最大60日間。パッケージを英語・中国語・韓国語・タイ語・日本語などの多言語で表記しており、専用のコールセンターでも多言語でのサポートを提供する。家電量販店や旅行代理店での販売を予定している。
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