LTE対応スマホ最安値!新しい「gooのスマホ g06」最速レビュー:SIM通
NTTレゾナントの「gooのスマホ」第6弾となる「g06」。最近では珍しい4インチのコンパクトサイズのLTE対応端末で、価格は7,800円。今回は、実機を使って実際の使い心地を試してみました。
NTTレゾナントは「gooのスマホ」第6弾となる「g06」を9月6日発表するとともに、同日13時よりgooSimseller予約を開始しました。価格は7,800円です。
「スマートフォン端末+通信用SIM+アプリ+アフターサポート」をセットとした「四位一体型 手のひらポータルサービス」をコンセプトに掲げ、これまでも様々な機種を発表してきました。
第6弾となるg06は、最近では珍しい4インチのコンパクトサイズのLTE対応端末。はじめて手にする人でも使いやすいようにと、必要最低限のアプリをプリインしていながらも価格は7,800円と安心の低価格設定です。
ハイエンド、ミドルハイクラスの端末に慣れた方にとっては少々物足りないスペックですが、「スマホにしたいけど、端末代金が高いから持てない」「高性能すぎるのはまだ早いかな」など今までスマホ購入に踏みきれなかった人に向けたものとなっているのではないでしょうか。
低価格のSIMフリースマホといえば、「デザインが絶望的にダサい」ものも多々ありますが、g06は、スッキリとしていながらも中央にカメラが配置されているクセの無いデザインです。
また取り外しができる背面カバーは、標準の「gooRed(グーレッド)」と、購入した人が希望する色の背面カバーの合計2色のカバーがついてきます。ハイエンドやミドルハイで主流のメタル製ボディではないですが、このように気分や服のコーディネートと合わせて付け替えられるのは嬉しいポイント。
SIMカードを挿入するには裏面カバーとバッテリーを外してから行います。デュアルSIMとなっており、利用できるサイズはともにmicro SIMサイズ。なお、主なスペックは以下のとおりです。
OS | Android 6.0 marshmallow |
---|---|
CPU | MT6737M クアッドコア 1.1GHz |
ROM/RAM | 8GB / 1GB |
外部メモリ | micro SDHC / 最大32GB |
サイズ | 約 126×63.2×10.8(mm) |
重量 | 約129g |
ディスプレイ | 4.0インチ WVGA IPS液晶(800×480ドット) |
カメラ | アウトカメラ:500万画素 インカメラ:200万画素 |
バッテリー容量 | 1,700mAh |
ネットワーク | LTE:Band 1/3/19 W-CDMA(3G):Band 1/6 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
SIMサイズ | micro SIM(デュアルSIMスロットともに) |
Wi-Fi / Bluetooth | IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0 |
カラーバリエーション | グーレッド、ホワイト、ブラック、カーキ、ピンク、インディゴ |
注目のポイントは、やはりコンパクトな本体サイズではないでしょうか。やや厚みはあるものの、男女問わず片手で操作できるのは大きな魅力。昨今、このサイズのスマホはMVNO、キャリア問わず少なくなっており、たまに出てきたとしても3Gのみで、LTEには対応していないケースも多く感じます。「快適な通信と使い勝手が良いものを安く利用したい」と考えている人にはまさにうってつけの端末と言えるのではないでしょうか。
実機を使って実際の使い心地を試してみました。手にした感じはやはりとても小さく感じます。最近では5インチのものが主流となっているので、この大きさにスマホが市場に出だした時のことを思いだす方もいるのではないでしょうか。実際、質感やスペックというのもそれに近いものの、OSの進化により画面がひっかかるということもなく思い通りに操作できているように感じました。
初めてスマホを手にした人でもなんの違和感もなく使うことができるのではないでしょうか。
他にも、g06はスマホを初めて使うという方のために、安心して使える仕組みを幾つか用意しています。その中の1つがホーム画面にある「検索バー」の存在。この検索バーはオリジナルのアプリで、入力した検索キーワードに応じて検索意図を推測し、利用者の求める情報を持ったサイトでのダイレクト検索を可能にしてくれるというもの。gooはインターネットの黎明期から現在まで検索エンジンを提供しており、そこで積み重ねた知見がここに活用されています。
また、gooIDを取得しログインすることで、使う人の趣味嗜好に合わせてニュースを配信してくれる「マイニュース」と連携することで、本当に自分が欲しい情報を得ることができます。ROM容量が少ないので、複数のニュースアプリを入れることは難しいかもしれませんが、こうした便利機能を使うことでアプリと同等の利便性を享受することができるでしょう。
他にもgoo提供のアプリは複数入っているので、買ったその日から新たにアプリをインストールしなくても、最初からスマホを使いこなすことができるようになっています。
なかでもオススメのアプリは、「goo milk cleaner」です。このアプリはスマホで起動しているアプリをワンタッチで終了させてくれるアプリ。複数のアプリを使っているとだんだんと動きが悪くなってきますが、これを使うことでサクサクとした動きに戻してくれます。goo提供の「goo milk」アプリシリーズのイメージキャラクターである「メグたん」はとても愛らしく「メグたんの動きと声は癒やされる」ことでしょう。
この画像はg06搭載のカメラで撮影した写真。500万画素ということで画質が心配という方も多いかと思います。最新のハイスペックなカメラ機能を持つ端末と比較すると物足りなく思いますが、SNSにアップしたりするには十分な画質であることがわかりました。やや暗さはあるものの、夕方の空をバランスよく表現しているのではないでしょうか。
最後にゲームはどの程度楽しめるかも検証。定番ゲームの1つである「キャンディークラッシュ」は問題なくプレイできました。また話題のポケモンGOですが、こちらもプレイすることはできたものの、捕獲や移動する際にややカクついてしました。3Dやアニメーションが動きまわるゲームをよく使う人には適していないかもしれません。
低価格のg06。gooSimsellerで予約した場合は、「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMがセットになって7,800円で購入でき、またSIMがセットとなっているので到着したその日から使いだすことができるのが魅力です。今後、大手量販店での販売も予定していますが、そちらでは端末のみで価格は9,800円になる予定。少しでもお得に購入するのであれば、gooSimsellerを利用したほうが良いかのではないでしょうか。
◆ gooSimseller(本店)
◆ gooSimseller(楽天市場店)
◆ gooSimseller(Yahoo!ショッピング店)
(文:SIM通編集部)
基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO」
関連キーワード
goo | スマートフォン | アプリケーション | LTE(Long Term Evolution) | SIMカード | 格安SIMカード | NTTレゾナント | ポケモンGO | SIMロックフリー | SIM通 | Android | カラーバリエーション | MVNO | OCN モバイル ONE
関連記事
- 「SIM通」バックナンバー
NTTレゾナント、「gooのスマホ g06」を発売 SIMカード付きで直販価格7800円
NTTレゾナントのポータルサービスをより便利に使える「gooのスマホ」の第6弾が登場する。小型軽量のエントリーモデルで、1万円を切る価格帯が特徴だ。普段やっていることをコンパクトに――「gooのスマホ g06」が小型エントリースマホになった理由
NTTレゾナントの「gooのスマホ」の第6弾は、今までと比べると小型でスペックも抑え気味だ。一体、誰をターゲットにしたモデルなのだろうか。「gooのスマホ」第5弾は女性がターゲット――男性も巻き込んだ秘策とは?
NTTレゾナントが2015年度下期の事業戦略会を開催した。同社が年度戦略として掲げる「スマホを中心とした“おもてなし”」について改めて説明したほか、「gooのスマホ」の第5弾となる「g05」も発表した。NTTレゾナント、自撮りとデザインを重視した「gooのスマホ g05」を販売開始
NTTレゾナントは、SIMフリーAndroidスマホ「gooのスマホ g05(グーマルゴ)」の販売を開始した。goo Simsellerでは特別価格の3万9800円で販売する。LTE対応で2万円以下のSIMフリースマホを紹介
格安スマホも最近では、LTE対応の端末も選べるようになってきました。今回は、2015年4月以降発売の端末で、2万円以下の機種を紹介します。
関連リンク
Copyright:(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.