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Android版Chromeの「データセーバー」で動画データも最高67%削減可能に

Android版Chromeのデータ通信料節約機能「データセーバー」が画像とテキストに加え、動画もサポートするようになった。また、間もなくコンテンツをダウンロードしてオフラインで表示できる機能が追加される。

 米Googleは11月26日(現地時間)、Android版「Chrome」についての幾つかの新機能について発表した。

データセーバーの新機能

 まず、モバイルデータ削減機能「データセーバー」が動画もサポートした。画像とテキストの場合は最高60%データを節約できるとしているが、動画(MP4)の場合は67%まで節約できるという。

 また、接続環境が悪いとデータセーバーが判断すると、自動的にWebサイトのエッセンスだけを表示する(バナー広告やタブなどを非表示にする)ようになった。

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接続環境が悪いと読み込みを制限することでパフォーマンスを上げる

 Chromeのデータセーバーを有効にするには、Chromeアプリの右上のオプションアイコン→[設定]→[詳細設定]→[データセーバー]をタップし、設定をオンに切り替える。

オフラインで「あとで読む」が可能に

 Android版Chromeのβ版の新機能として、表示しているWebページをダウンロードする機能が追加された。Chromeに新しく「ダウンロード」ボタンが表示されるようになり、これをタップするだけで表示しているページ、音楽、画像、動画をダウンロードできるようになる。ダウンロードしたコンテンツは新しく追加になる「ダウンロード」タブに一覧表示される。


Webページや動画をダウンロードしてオフラインで表示できるようになる

 ダウンロードしたコンテンツは、オンラインに復帰すると自動的に削除される。

 この機能は“間もなく”公式版でも使えるようになる見込みだ。

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