MVNO業界の最新動向が分かる 「モバイルフォーラム2017」が3月16日に開催
3月16日に「モバイルフォーラム2017」が開催される。基調講演や、キーパーソンを交えたパネルディスカッションを実施。参加費は無料で、一般ユーザーも参加できる。
テレコムサービス協会MVNO委員会は、3月16日に「モバイルフォーラム2017」を開催する。時間は13時30分~16時45分で、会場は日経カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6階)。参加費は無料で、一般ユーザーも参加できる。定員は400人程度で、Webサイトから申し込める。
総務省が実施した携帯電話料金に関する「タスクフォース」や、スマートフォンに関する「ガイドライン」整備などの取り組みに対し、MVNOが今後果たす役割を考えるのが目的。
- 総務省総合通信基盤局 電気通信事業部長 巻口英司氏が「MVNOの普及促進に向けた総務省の取り組み(仮)」
- 三菱総合研究所 社会ICT事業本部 ICT・メディア戦略グループ 主席研究員 西角直樹氏が「普及拡大期に入ったMVNOサービスの進化と新たな課題」
- スマートフォン/ケータイジャーナリスト 石川温氏が「MVNOを10社以上徹底比較して見えてきた問題点」
というテーマで基調講演を行う。
「MVNOは料金以外でどう生き残っていくのか」「格安スマホが市民権を獲得するには」というテーマでパネルディスカッションも実施。石川温氏がモデレーターを務め、パネリストとしてケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの上田晃穂氏、楽天 執行役員 ヴァイスプレジデント 楽天モバイル事業の大尾嘉宏人氏、LINEモバイル モバイル企画運営室の大熊一郎氏、ソフトバンク Y!mobile事業推進本部 執行役員本部長の寺尾洋幸氏、三菱総合研究所の西角直樹氏、インターネットイニシアティブ 取締役の島上純一氏が参加する。
モバイルフォーラムは、MVNOや格安スマホに関連する企業のキーパーソンが一堂に会する貴重な場。MVNO業界の最新トレンドを知りたいという人は、ぜひチェックしておきたい。
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