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iPhone版「Gboard」、GoogleマップとYouTube、手描き画像に対応

GoogleがAndroidおよびiPhone向けに公開しているキーボードアプリ「Gboard」のiPhone版のみアップデートし、Googleマップの現在地とYouTube動画のURLを入力する機能と、キーボード上で手描きした絵を入力する機能が追加された。

 米Googleは7月31日(現地時間)、モバイルキーボードアプリ「Gboard」のiPhone版をアップデートし、3つの新機能を追加したと発表した。いずれもAndroid版にはない機能で、Android版にも追加されるかどうかは不明だ。

 Gboardは、2016年5月公開の無料キーボードアプリ。キーボード左上の(G)ボタンで検索し、検索結果を入力できるのが特徴だ。日本でも公開されているが、まだ日本語を入力できない。

 (G)ボタンをタップすると、YouTubeとGoogle Mapsのタブが表示されるようになった。

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(G)ボタンをタップすると表示される新しいタブ

 YouTubeタブをタップすると、タブの下にYouTubeの動画がカルーセル状に表示される。ここで動画を選んでタップすると、動画のタイトルとURLが入力できる。

 Google Mapsタブは、位置情報を有効にしておけば自分の現在地の地図が表示されるので、これをタップすることでGoogleマップのその位置のURLを入力できる。例えばチャット中に「いまどこにいるの?」と聞かれた場合などに使えそうだ。


YouTubeタブ(左)とGoogle Mapsタブ

 3つ目の新機能は、落書きの入力だ。キーボード上の絵文字アイコンをタップすると表示されるメニューにペンのようなアイコンが表示されるようになった。これをタップすると絵を描ける。ペンの色を変えることもできる。完成したら[SHARE]をタップすれば入力できる。


お描き機能

 また、新たにアラビア語、ヘブライ語、ペルシア語もサポートした。

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