ソニー、“スーパーミドルレンジ”Xperia XA2/XA2 Ultraを2月発売へ L2は1月:CES 2018
ソニーがCES 2018に合わせて“スーパーミドルレンジ”端末「Xperia XA2」および上位モデル「Xperia XA2 Ultra」を発表した。「Snapdragon 630」搭載で、先代よりバッテリーやメモリの容量も増。2月に一部地域で発売の予定だ。
ソニーモバイルコミュニケーションズは1月8日(現地時間)、ラスベガスで開催する「CES 2018」に合わせて、Androidスマートフォンの新製品「Xperia XA2」「Xperia XA2 Ultra」「Xperia L2」を発表した。“スーパーミドルレンジ”のXA2/XA2 Ultraは2月に、エントリーモデルのL2は1月に一部の地域で発売の予定。価格はまだ発表されていない。
XA2/XA2 Ultraは、2016年のMWCで発表したXA/XA Ultraの後継モデル。プロセッサはいずれも米Qualcommの「Snapdragon 630」を搭載し、OSは「Android 8.0 Oreo」。先代同様、Ultraはサイズもスペックも上位で、特にセルフィー用のインカメラが800万画素と1600万画素の「デュアルセルフィー」になっている。120度の広角なので、大勢でのセルフィーにも向く。
XA2の主なスペックは、ディスプレイは5.2型(先代は5型)のフルHDでメインメモリは3GB、ストレージは32GBでmicroSDスロットを備える。カメラはフロントが120度広角で800万画素の「Exmor R」、リアは2300万画素のF2.0「Exmor RSTM」。バッテリーが3300mAhと先代(2300mAh)よりかなり大容量になり、重さが先代より28g重い171gになった。サイズは70(幅)×142(高さ)×9.7(奥行き)mm。バッテリーはQuickCharge 3.0をサポートする。色はシルバー、ブラック、ブルー、ピンクの4色。
XA2 Ultraは、ディスプレイは先代と同じ6型のフルHDでメインメモリは4GB、ストレージは32GB/64GBでmicroSDスロット付き。カメラは前述のようにフロントが120度広角の800万画素と1600万画素の「Exmor R」、リアは2300万画素のF2.0「Exmor RSTM」。バッテリーは先代(2700mAh)より大容量な3580mAhでこちらもQuickCharge 3.0をサポートする。重さは先代より33g重い221g、サイズは80(幅)×163(高さ)×9.5(奥行き)mm。色はシルバー、ブラック、ブルー、ゴールドの4色。
Xperia L2は、2017年3月発表の「Xperia L1」の後継モデル。プロセッサ(Mediatek MT6737T)とディスプレイ(5.5型)は変わらないが、メインメモリが3GBに、ストレージが32GBに増えた。microSDスロットも備える。カメラはフロントが800万画素、リアは1300万画素で、バッテリーは3300mAh(先代は2620mAh)。XA2/XA2 Ultra同様に背面に指紋認証センサーがついた。OSはAndroid 7.1.1 Nougatだ。重さは178g、サイズは78(幅)×150(高さ)×9.8(奥行き)mm。色は黒、ゴールド、ピンクの3色。
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