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Appleをかたるフィッシングメールが出回る
フィッシング対策協議会はAppleをかたるフィッシングメールについて報告を受け、1月23日の15時現在でフィッシングサイトが稼働中であると発表。JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼しており、Apple IDやパスワードなどを入力しないよう注意を呼び掛けている。
フィッシング対策協議会は、1月23日にAppleをかたるフィッシングメールについて注意喚起した。
「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください。」といった件名のメールが出回っており、1月23日15時時点でフィッシングサイトが稼働中であることを確認。JPCERT/CC(国内サイトのセキュリティ対策活動を行う団体)にサイト閉鎖のための調査を依頼している。
フィッシングサイトではApple ID、パスワード、姓、名、生年月日、郵便番号、都道府県、市区町村、その他住所、電話番号、クレジットカード番号、カードの名義人、有効期限、セキュリティコード、セキュリティ質問、答えなどを絶対に入力しないよう注意するよう呼び掛けている。
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また、類似のフィッシングサイトやメールを発見した場合はフィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp)まで情報提供を求めている。
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