格安スマホの利用率が3年間で約4倍 スマホユーザーの約4割が「新型iPhoneに興味」
ジャストシステムが「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年7月度)」の結果を発表した。いわゆる「格安スマホ」の利用者比率は21.5%で、2015年5月度調査から約3年間で約4倍に増加した。
ジャストシステムは8月22日、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年7月度)」の結果を発表した。この調査はマーケティングリサーチ情報サイト「Marketing Research Camp」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施。調査対象は15歳~69歳の男女1100人で、7月18日から7月24日にかけて調査を行っている。
現在、いわゆる「格安スマホ(格安SIM)」を利用しているとした回答者は21.5%で、調査を開始した2015年5月度の5.8%と比べると、3年間で約4倍に増加した。
新しいスマートフォンを購入する際に価格以外の性能面で重視する点を尋ねたところ「電池容量」(58.4%)が最も多く、次いで「画面の見やすさ・きれいさ」(53.8%)、「本体メモリの容量」(53.2%)と続く。10代に限ると「本体メモリの容量」(69.1%)が最多で、次いで「電池容量」(64.9%)、「画面の見やすさ・きれいさ」(61.7%)となり、他の世代に比べ「本体メモリの容量」や「カメラの画素数」「カメラの映像品質」を重視する傾向があった。
発売が期待されている新型iPhoneについての興味を聞いたところ「とても興味を持っていて、購入を検討している」は10.8%、「とても興味を持っているが、購入検討までは至らない」は12.8%、「やや興味を持っている」は22.6%、計46.2%が興味を持っていることが分かった。一方で「あまり興味がない」は21.4%、「興味がない」は25.6%となっている。
スマートウォッチを「現在、使用している」は4.1%で、調査を開始した2014年6月度の1.7%と比べて2.4ポイント増加。「興味がない」は41.4%で、2014年6月度調査の27.0%から14.4ポイント増加している。
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