「主要SNSの広告配信に不快感」が増加、カウントフリーの認知は2割
ジャストシステムは、10月12日に「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2017年9月度)」の結果を発表。主要SNSで表示される広告について「不快感を抱くことが多い」の割合が増加し、SNSなどのデータ通信が無料となる「カウントフリースマホ」の認知は2割となった。
ジャストシステムは、10月12日に「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2017年9月度)」の結果を発表した。
本調査は、マーケティングリサーチ情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施したもの。対象は15歳〜69歳の男女1100人で、調査期間は9月29日〜10月1日。
スマートフォン所有者のうち、主要SNSで表示される広告について「不快感を抱くことが多い」と回答した人の割合は「Twitter」が29.9%、「Facebook」が 26.1%、「Instagram」が25.0%、「LINE」が23.5%。2016年10月度調査では「Twitter」が22.5%、「Facebook」が20.3%、「Instagram」が20.7%(「LINE」は調査対象外)だったため、2016年よりもSNSで表示される広告について不快感を持つ割合が増えている。
一方、主要SNSで表示される広告について「不快感を抱くことはほとんどない」と回答した人の割合は「LINE」(33.3%)が最も高く、次いで「Instagram」(29.1%)、「Facebook」(25.8%)、「Twitter」(25.4%)となった。
MVNOを中心に提供されている、特定サービスへのデータ通信量を消費しない「カウントフリー」機能が使えるスマートフォンを「現在使用している」は7.2%、「購入を検討している」は5.4%、「知っているが、する予定はない」は10.8%に。計23.4%がカウントフリーについて認知していることが分かった。
スマートフォンで視聴や閲覧するコンテンツを複数回答で聞いたところ、10代は「娯楽(ゲーム・映画・音楽・書籍など)」(56.5%)、60代は「旅行・レジャー」(41.0%)が最も多くなった。また、スマートフォンで株式などの証券取引を行っている人の割合が最も高かったのは30代(18.5%)となっている。
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