クレカやQRコードに対応、Android搭載マルチ決済端末 アルファノートから
アルファノートは、2月20日にAndroid搭載マルチ決済端末「A8」をリリースした。クレジットカード決済やQRコード決済をはじめ、ポイント機能や免税処理システムなど、多種多様な決済手段に対応する。ベンダー・Sireによるカスタマイズも可能で、7月末までキャンペーン価格の2万9800円(税別)で販売する。
アルファノートは、2月20日に中小規模の小売店に向けたAndroid搭載マルチ決済端末「A8」を発売した。価格は通常7万4800円(税別)で、7月末までの間は導入応援として2万9800円(税別)で販売する。
本製品は1台でクレジットカードとQRコードの決済が行える。クレジットカード決済はVISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners、銀聯の6ブランド、QRコード決済はPayPay、WeChatPay、PAY.JP、pringに対応し、ポイント機能や免税処理システムなども備えている。操作はスマートフォンと同様の感覚で入力から決済、レシートの発行までが可能。
現在利用しているAndroid OSのPOSアプリや顧客管理アプリをそのまま移行でき、バッテリー内蔵型のため持ち運びや連続48時間利用も実現。インターネット接続はWi-Fiと、NTTドコモのLTE通信を利用できる。ベンダーやSireとの連携も強化し、顧客の基幹システムなどの仕様に合わせたカスタマイズにも広く対応する。
今後は既存POSアプリや顧客管理アプリなどを提供している企業と連携し、A8搭載アプリを強化して機能を増やしていく予定。対応するQRコード決済も順次増やし、対応店舗支援ツールなどの自社開発にも取り組んでいく。
関連記事
コード決済と非接触決済に対応する端末「ThincaBridge NFC」今夏発売
TFペイメントサービスは、1台でQRコード決済と電子マネー決済に対応するキャッシュレス決済端末「ThincaBridge NFC」を今夏発売。QRコード決済は「消費者提示型」「店舗提示型」の両方式が可能で、マイナンバーカードへの対応も予定している。ソフトバンク、クレジットカードや電子マネー対応のマルチ決済端末を提供
ソフトバンク・ペイメント・サービスはクレジットカード、銀聯カード、電子マネーに一括対応する店舗向けマルチ決済端末「VEGA3000」の提供を開始。キャッシュレス化に向けた動きや訪日観光客など、さまざまな決済ニーズに対応することができるようになる。Android搭載、LTE対応のマルチ決済端末「PAYGATE Station」登場 何が便利なのか?
大和ハウスグループのロイヤルゲートが、12月7日にモバイル型マルチ決済端末「PAYGATE Station」を発売する。クレジットカード、FeliCa、NFC、QRコードなどの決済サービスに対応するのが特徴。店舗の負担がさらに軽減されることが期待される。JapanTaxi、キャッシュレス決済機付きのタクシー向けタブレットを順次全国展開
JapanTaxiはクレジットカードや交通系IC・電子マネーなど複数決済が可能なカードリーダー端末と、広告タブレットが一体化したタクシー向け「決済機付きタブレット」を9月から順次全国展開する。QRコード決済に対応した「広告タブレット」と合わせ、全国で合計5万台の搭載を目指す。LINE Payとネットスターズが資本業務提携、モバイル決済端末「StarPay」をブランドカスタマイズ
LINEとLINE Payは、ネットスターズと資本業務提携契約を締結。各社のスマートフォンでのQR/バーコード決済できる「StarPay端末」を「LINE Pay」のブランドに合わせてカスタマイズし、店頭展開していく。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.